半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(1-86)

86.非先王之法服①不敢服②,非先王之法言③不敢道,非先王之德行不敢行。是故非法不言,非道不行。口無擇言④,身無擇行⑤,言滿天下無口過,行滿天下無怨惡。三者備矣,然後能守其宗廟。蓋卿大夫之孝也。詩云:「夙夜匪⑥懈,以事一人。」(卷九 孝經)

【注釈】
①法服:古代根據禮法規定的不同等級的服飾。②服:穿著。③法言:合乎禮法的言論。④口無擇言:說話皆合道理,無須經過選擇。⑤身無擇行:所作所為都遵循法道,自然形成習慣,無須刻意選擇。⑥匪:同「非」。不,不是。

【白話】
(卿大夫)非符合古聖先王禮法原則的服裝不敢穿,非符合古聖先王禮法原則的言論不敢講,非古聖先王的道德行為不敢行。所以,不合禮法的話不講,不合道德的行為不行。說話無需刻意選擇,都合乎道理,行為無需刻意選擇,都遵循法道,縱使言語傳遍天下,也不會口中有失,即使所作所為天下皆知,也不會有怨恨厭惡。服飾、言語、行為三者都能遵守禮法道德,完備無缺,然後就能守住其祭祀先祖的宗廟。這就是卿大夫的孝道。《詩經》說:「要早晚勤奮不懈,來事奉天子。」

【日本語訳】
君子である大夫たる者は、古の聖人と王者が残した礼法に合わない服装を着ません。古の聖人と王者が残した礼法に合わない言論をしません。古の聖人と王者の道徳に合わない行いをしません。そのために、大夫は礼法に合わない言論をせず、道徳に合わない行いをしないという大原則を守っています。そのようにすると、大夫は何かを言う時、全てが道理の範疇内にあるため、あえて言葉を選ぶ必要がありません。大夫の行いもみな法に従っているため、あえて取捨選択をする必要はありません。たとえ言ったことが天下に広まっていても、間違ったことを言う心配はありません。もしくは、なすことが全て天下に知らされていても、恨みを買うようなことにはなりません。衣服、言論、行為の三つが礼法と道徳を守ることができれば、完璧に欠けることなく、先祖を祭る寺院を守れます。これぞ大夫が歩むべく孝の道です。『詩経』に曰く、「朝晩怠ることなく、天子を奉ることです。」

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