半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(1-189)

189.任己則有不識之蔽,聽受則有彼此之偏。所知者,以愛憎奪其平①;所不知者,以人事亂其度。(卷三十 晉書下)

【注釈】
①平:平允,公正。

【白話】
聽任自己的好惡,就有不能明察人才的弊病;聽受外來的訊息,則容易造成彼此認知上的偏差。對認識的人,以自己印象的好壞,而不能客觀公平地對待;對不認識的人,容易以人情關係擾亂了原有的制度。

【日本語訳】
自分の好き嫌いに任せていては、人材を見出せない弊害に陥ってしまいます。外で流れている噂ばかりを聞き入れると、相手との認識に齟齬が生じやすいです。知り合いに対して、自分のイメージの良し悪しで決めるのは、客観的に判断して公平な付き合いができません。知らない者に対して、人情だけで決めるのは、あるべき制度を乱しかねません。

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