半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(1-292)

292.箕子者,紂親戚也。紂為象箸,箕子歎曰:「彼為象箸,必為玉杯,為玉杯,則必思遠方珍怪之物而御①之矣,輿馬宮室之漸,自此始,不可振也。」(卷十一 史記上)

【注釈】
①御:使用;應用。

【白話】
箕子是紂王的親戚。紂王開始使用象牙筷時,箕子感嘆說:「紂王既然用象牙筷子,接下來必然用寶玉做杯,製造了玉杯,必然還會渴望得到遠方的奇珍異物以供自己享用,車馬、宮室逐漸奢侈華麗,從此開始,國家將無法振作、挽救了。」

【日本語訳】
箕子は紂王の親戚です。紂王が象牙で作られた箸を使いはじめた時、箕子はこのように嘆きました。「紂王が象牙の箸を使いはじめたのならば、次は宝玉で作られた杯を用いるようになりましょう。宝玉の杯を作らせると、必ずまた遠方の珍奇な秘宝を欲しくなってしまいます。馬車も宮殿もどんどん華麗になるが、国は衰退する一方で立て直れなくなりましょう。」

>> 群書治要三六〇 #敬慎 #微漸