半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(2-134)

134.故不仁愛則不能群,不能群則不勝物,不勝物則養不足。群而不足,爭心將作。上聖①卓然,先行敬讓博愛之德者,眾心悅而從之。從之成群,是為君矣;歸而往之,是為王矣。(卷十四 漢書二)

【注釈】
①上聖:猶前聖。指前代的帝王與聖賢。

【白話】
所以不仁愛,就不能形成和睦的群體,不能形成和睦群體就無法善用外物,不能善用外物,人們生活所需就會不足。組成了群體而生活所需不足,爭鬥之心就會產生。前代的聖人高遠地率先躬行敬讓博愛之德,人民就心悅誠服地跟隨他。跟隨他的人愈來愈多,形成了群體,這個人就成了首領;遠近的人都爭著前來歸附他,這個人就成為王者了。

【日本語訳】
故に、人々に対する優しく寛大な態度を持たないと、仲睦まじい群ができなくて、そのうえ、物を使いこなせません。すると、生活に不足が起こってしまいます。群がっても生活需要が不足になってしまったら、争いが生み出します。先代の聖人が自ら、前もって謙譲と博愛を実行されて、人々が納得したうえで後について来られます。ついて来られる者が多ければ、多いほど、群がります。そして、こうした聖人は先導者になって、遠くからも従いに来たがっている者がたくさんおりますから、ついに王者になれます。

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