半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(2-22)

22.《傳》曰:「周之同盟①,異姓為後。」誠骨肉之恩,爽②而不離。親親③之義,寔(shí)④在敦固。未有義而後其君,仁而遺其親者也。(卷二十六 魏志下)

【注釈】
①同盟:《左傳・隱公十一年》及《三國志・陳思王植傳》通行本均作「宗盟」。宗盟,指天子與諸侯的盟會。②爽:差失,不合。③親親:親愛親屬。④寔:同「實」。確實,實在。

【白話】
《左傳》上說:「周朝天子與諸侯盟會,異姓諸侯排列在後。」實在是因為骨肉之間恩情深厚,即使有過失也不會離棄。親愛親屬的道理,確實應當敦厚堅貞。未曾有忠義的臣子會怠慢君主,也未曾有仁德之人會遺棄自己的親人。

【日本語訳】
《左傳》は言いました。「周朝の天子は諸侯と盟約を結ぶ時には、異姓諸侯を後にするのが定めであります。」実は肉親の情が深いため、たとえ過失があっても見捨てることはありませんでした。親族を親愛する道理は、たしか敦厚堅固です。君主をなおざりにする忠義のある臣下がいなくて、身内を見捨てる仁徳のある人もいませんでした。

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