半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(2-108)

108.曾子曰:「若夫慈愛、恭敬、安親①、揚名,則聞命矣,敢問子從父之命,可謂孝乎?」子曰:「是何言與!是何言與!昔者,天子有爭(zhèng)②臣七人,雖無道,不失其天下;諸侯有爭臣五人,雖無道,不失其國;大夫有爭臣三人,雖無道,不失其家;尊卑輔善,未聞其官。士有爭友,則身不離於令③名;父有爭子,則身不陷於不義。故當不義則爭之。從父之命,又焉得為孝乎?」(卷九 孝經)

【注釈】
①安親:使父母安寧,孝養父母。②爭:通「諍」,諍諫,規勸。③令:善,美好。

【白話】
曾子說:「關於慈愛、恭敬、安親、揚名的道理,學生已經聽您講過了,請問為人子的一切都聽從父母的命令,可以說是孝嗎?」孔子說:「這是什麼話!這是什麼話!在古時候,天子有七位直言諫諍之臣,即便天子無道,還不會失掉其天下;諸侯有五位直言諫諍之臣,即便諸侯無道,還不會失掉其國;卿大夫有三位直言諫諍之家臣,即便大夫無道,還不會失掉其家;士人若有直言規勸的朋友,則自己不會失掉美好的名聲;如果父母有以道義勸諫自己改過的兒女,自身就不會陷於不義。所以面對父母、領導、朋友不合道義的思想言行,應當要勸諫。一味盲從父母的號令,怎麼能夠稱為孝呢?」

【日本語訳】
曾子は言いました。「慈愛、恭敬、安親、揚名について、ご教示を賜りましたが、すべての物事が親の命令に従うのは、親孝行だと言えますか。」孔子は言いました。「何だと、何だと。大昔、天子には諫言する臣下が七人もおられて、たとえ天子が無道でも、天下を失うことはなくて、諸侯には諫言する下が五人もおられて、たとえ諸侯が無道でも、領土を失うこともなくて、卿大夫には諫言する臣下が三人もおられて、卿大夫が無道でも、家系を失う子もなくて、士人には諫言する友がおられて、名声を失うこともなくて、親に道義を諫言する子女もおられていれば、自分を道義に反するまで落とされることもありえないでしょう。したがって、親や上司や友等の道義を反する思想と行動に諫言すべきで、親の説くに盲従するとは、親孝行だと言えないではないか。」

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