半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(3-66)

66.今不務明其義,而徒設其祿,可以獲小人,難以得君子。君子者,行不苟合①,立不易方②,不以天下枉道③,不以樂生害仁,安可以祿誘哉?雖強縛執之,而不獲已,亦杜口佯愚,苟免不暇。國之安危將何賴?(卷四十六 中論)

【注釈】
①苟合:不依道義行事,只知阿諛迎合。②易方:改變做人之常道。方,道理,常規。③枉道:違背正道。

【白話】
(君王)如今若不致力修明仁義,而空設高官厚祿,可以得到小人,但難以得到君子。所謂君子,不會阿諛迎合而不以道義行事,處世不改變做人之常道,不為世人的喜好而違背道義,不為保全自己的生命而損害仁愛,怎麼可以用高官俸祿去誘惑他呢?即使用強制的手段控制他,也不能讓他屈服,他也只是閉口不言,佯裝愚鈍,苟且讓自己避免傷害都來不及,沒有餘力再幫助國家。(到此地步,)國家的安危又將依賴什麼呢?

【日本語訳】
(君主が)仁義の理を立て直そうとせずに、ただ高い官位と高禄を設けるばかりでいれば、矮小な者を得ることはできても、君子を求められないでしょう。君子と言うのは、媚びへつらって迎合するために仁義に悖ることをしません。世の中のことに対しても、君子は人々の愛好のために道義に背こうとしません。自分の命を保全するために仁愛を損なわない君子を、どうして高い官位や高禄で誘惑できると思うでしょうか。たとえ強制的な手段で君子を制御することはできても、その志までを曲げることはできません。そのような目に遭うと、君子はただ口を閉ざして愚かな振りをするだけでしょう。自分が傷つけられないようにするのに必死な君子にはもう国を助ける余力がありません。(そこまでいくと、)国の安否は何を頼りにしたらいいのでしょうか。

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