半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(3-67)

67.人臣有三罪:一曰導;二曰阿失①;三曰尸寵②。以非先上,謂之導;從上之非,謂之阿;見非不言,謂之尸。導臣誅,阿臣刑,尸臣絀(chù)③。(卷四十六 申鑒)

【注釈】
①阿失:曲從(君上的)過失。②尸寵:謂臣見君非而不諫,徒被寵幸。③絀:通「黜」,貶退,廢除。

【白話】
臣子有三種罪:一是引導君主做不正當的事情;二是一意迎合君主的過失;三是不盡忠直之道而取寵。用不正當的言行引導君主稱為導;順從君主做不正當的事情稱為阿;見到不正當的事情不規勸稱為尸。引導君主幹不正當事的臣子應被誅殺,阿意迎合的臣子應當被處罰,在其位而不盡忠勸諫的臣子應當被罷免。

【日本語訳】
臣下には三つの罪があります。一つ目は、君主が不正なことをするように仕向けることです。二つ目は、君主の過ちにも迎合することです。三つ目は、忠誠と正直を尽さずに、ただ君主に気に入られようと苦心することです。君主の意のままに不正なことをするのは、阿ることです。不正なことが起こっているのに、見て見ぬ振りしてやめさせようとしなかったのは屍も同然です。君主が不正なことをするように仕向ける臣下には、天誅がくだされるべきです。また、阿ることばかりしている臣下は、罰せられて当然です。その地位にいながら、忠誠を尽して諌めなかった臣下は免職されるべきです。

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