半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(3-159)

159.夫《易》,聖人之所以極深而研幾①也。唯深也,故能通天下之志;唯幾也,故能成天下之務;唯神也,故不疾而速,不行而至。(卷一 周易

【注釈】
①極深而研幾:極深,是由宇宙的萬象,深入觀察到宇宙人生的本體。研幾,是觀察自心初動的一念,及時警覺,讓它保持清明,不使它流入昏昧。極深的功夫是從研幾得到的。

【白話】
《易經》,是聖人用於「極深研幾」的一門大學問。正因其深入洞徹宇宙人生,所以能通達天下人的心志;正因其讓人保持念頭清明,就永遠向吉背凶,所以就能夠成天下一切事務;正因其與宇宙大道神妙感通,故不需急疾,而事速成,不需主觀行動,而達目標。

【日本語訳】
易経』は、聖人が「己の最初の心念を観察することから応用して、万象を通して宇宙と人生の本質について深く観察する」のに用いる奥深い学問です。宇宙と人生について深く洞察しているから、天下の人々の気持ちと考えに通ずることができます。人の思いを明朗にしてくれるから、いつも吉に向かわせて凶から背くようにしてくれて、天下の全てのことを達成できます。また、宇宙の大いなる神妙な道理と通じているから、精通するようになると、己が急がなくても、為そうとする目標は自然にはやく実現できます。

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