半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(3-173)

173.夫改政移風,必有其本。《傳》曰:「吳王好劍客,百姓多瘢(bān)①瘡(chuāng)②;楚王好細腰,宮中多餓死。」長安語曰:「城中好高髻,四方高一尺;城中好廣眉,四方且半額;城中好大袖,四方用匹帛。」斯言如戲,有切事實。(卷二十一 後漢書一)

【注釈】
①瘢:創口或瘡口愈合後留下的痕跡。②瘡:創傷,創口。

【白話】
改變風氣習俗,必須抓住根本。《左傳》中記載說:「吳王喜歡精於劍術的人,老百姓就多有創傷;楚王喜歡細腰,宮女們多有餓死的。」長安城中的諺語說:「城裡的人喜歡束高髮髻,四處鄉下的百姓髮髻就高達一尺;城裡的人喜歡畫寬眉,鄉下的百姓就將眉毛畫到半額寬;城裡人喜歡長衣袖,鄉下的百姓就用整匹布來做衣袖。」這些雖似笑話,但卻切中事實。

【日本語訳】
風習を変えるためには、まず根本を見つけることからです。『左伝』にこのような記載があります。「呉王は剣術の達人を好むから、多くの民に傷跡ができました。楚王は柳腰を好むから、宮女の多くが餓死しました。」長安城の諺ですが、「城内の人は髷を高く結わえることを好むから、周りの田舎の者は髷を一尺もあるほど高くしました。城内の人は太い眉を好むから、田舎の者は眉を額の半分もあるほど太く書きました。城内の人が長袖を好むから、田舎の者は布を一反ほど丸ごと袖につかいました。」これらのことは冗談のように見えますが、事実を的確に言い当てています。

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