半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(3-175)

175.公①曰:「子之教寡人備矣,敢問行之所始?」孔子曰:「立愛自親始,教民睦也;立敬自長始,教民順也。教以慈②睦,而民貴有親;教以敬長,而民貴用命③。民既孝於親,又順以聽命,措諸天下,無所不行。」(卷十 孔子家語)

【注釈】
①公:指魯哀公。本段節錄自《孔子家語・哀公問政》篇。此篇開頭哀公問孔子治國之道,夫子總結歷史經驗:人存政舉,人亡政息,故為政在於得人。而得人前提是領導者以仁義修身,就是從事親、尊賢做起。然後夫子引出了五達道、三達德和治國九經的論述,及九經的實行在於「誠」。接下來哀公詢問從何做起,即是本段選文。事又見《禮記・祭義》。②慈:指對父母的愛敬、孝敬。③用命:執行命令,聽從命令。

【白話】
哀公說:「您這樣來教導我,已經很完備了,請問從哪裡開始做起呢?」孔子說:「培養愛心要從侍奉自己的父母雙親開始,可以教給百姓和睦;培養恭敬心要從服務自己的長輩開始,可以教給百姓和順。(領導以身作則)用愛敬、和睦來教化,百姓就會注重孝養父母;(領導以身作則)用尊敬長輩、師長來教化,百姓就樂意聽從命令。百姓既孝敬父母,又能恭順聽從命令,用這種道理施行於天下,便沒有行不通的。」

【日本語訳】
哀公は言われました。「このように指導してくださり、もう十分ですが、どこから実行すれば良いのでしょうか?」孔子は答えました。「愛の心を育てるには、まず自分の両親を奉仕することからです。それから民に和睦を教えられます。恭しい敬意の心を育てるには、自分の目上の者たちに服従することからです。それから民に平和と順服を教えられます。(人を導く者が自分の行動を模範として、)愛敬や和睦で教化すれば、民は父母に孝行をして養うことを重視するようになります。(人を導く者が自分の行動を模範として、)目上の者や先生のことを尊敬すれば、民も喜んで教化されて、その命令に従います。民は父母に孝行をするようになるだけではなく、恭順に命令に従うようにもなります。このようなやり方を天下に広められたら、できないことはありません。」

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