半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(3-179)

179.兵者所以討暴也,非所以為暴也;樂者所以致和①也,非所以為淫也;喪者所以盡哀也,非所以為偽也。故事親有道矣,而愛為務;朝廷有容②矣,而敬為上;處喪有禮矣,而哀為主;用兵有術矣,而義為本。本立而道行,本傷而道廢矣。(卷四十一 淮南子

【注釈】
①致和:使人獲得和諧心境。②有容:指君臣儀容威盛。

【白話】
軍隊是用來討伐並平息暴亂的,不是用來製造暴亂的;音樂是用來培養和諧心境的,不是用來使人產生邪思、放縱無度的;服喪是用來充分表達哀悼之情的,不是用來裝模作樣的。所以,事奉父母有孝道,而以真心敬愛為要務;在朝議政有禮儀,而以敬而無失為上;居喪有禮節,而發自內心的哀悼是主要的;用兵有策略,而以正義為根本。根本確立以後,道才能順暢施行;根本受到破壞,道就會被廢棄。

【日本語訳】
軍隊は暴乱を討伐して鎮めるためにあって、暴乱を作り出すものではありません。音楽は穏やかな気持ちを育てるためにあって、人に邪な思いを起こさせて放蕩させるものではありません。喪に服するのは哀悼の気持ちを十分に表すためにあって、かっこつけるためではありません。そのために、父母に奉仕する時は孝道を心に、真心を込めての敬愛を最も優先にすべきです。朝廷で政治について議論する時は礼儀を忘れずに、失礼のないよう敬意を最も優先にするべきです。喪に服する時は礼節を守り、心からの哀悼を最も優先にすべきです。兵を用いる時は策略をめぐらしながら、正義を根本とします。根本が樹立してからこそ、道は順調に通行できます。根本が破壊されると、道も荒廃してしまいます。

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