半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(3-180)

180.聖人南面①而聽天下,所且先者有五,民不得與焉。一曰治親,二曰報功,三曰舉賢,四曰使能,五曰存愛②。五者一得③於天下,民無不足,無不贍(shàn)④。五者一物紕繆(pī miù)⑤,民不得其死⑥。[物,猶事。紕,猶錯也。五事得則民足。一事失則民不得其死,明政之難也。]聖人南面而治天下,必自人道始矣。(卷七 禮記)

【注釈】
①南面:古代君主之位坐北朝南,故稱「南面」。②存愛:明查有仁愛之心的人。③一得:指統統做到。一,全,滿。④贍:豐裕。⑤紕繆:錯誤。⑥不得其死:不能夠壽終正寢。此處的「死」指人的正常死亡,即自然衰老盡其天壽,無疾而終。

【白話】
聖明的人南面稱王治理全國,必將先做好五件事情,而一般民事還不在其內。這五項是:一是依禮法端正親屬之間的關係,確定長幼尊卑的名分;二是封賞有功之臣;三是舉薦和選拔賢德之人;四是任用有才能的人;五是明察和獎勵民間有善心善行的人。這五件事如果能統統做到,全國的百姓將沒有匱乏,無不豐裕。如果這五項有一項乖錯失道,那麼民眾就不能安享天年。聖明的天子治理國家,一定從人倫之道(指上面說的五件事)做起。

【日本語訳】
昔の聖明な人は、南に面して座るという帝王の座について国を治める時、必ずまず五つのことをしましたが、このうちに一般的な民事は入りません。これら五つのこととは以下の通りです。一、礼法に従って親族の間の関係を正し、長幼と尊卑の名分を確かめること。二、功労のある臣下に地位と褒美を与えること。三、徳性のある賢人を推薦し、抜擢すること。四、才能のある人を任用すること。五、善心と善行のある民間人を明察し、奨励すること。これら五つのこと全てができたら、国中の民は困ることなしに、みな豊かな生活を送れます。もしこれら五つのうちに一つでも間違って道を逸してしまうと、民は安らかに寿命を終えられません。聖明な天子が国を治める時は、必ず人倫の道(すなわち、前述した五つのこと)から始めるものです。

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