半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(3-194)

194.文子①曰:「周諺有言:『察見淵魚者不祥,智料隱匿者有殃。』且君欲無盜,莫若舉賢而任之,使教明於上,化行於下。人有恥心,則何盜之為?」於是用隨會知政,而群盜奔秦焉。(卷三十四 列子

【注釈】
①文子:趙文子,即趙武。嬴姓,趙氏,諱武,諡號曰「文」。春秋時晉國卿大夫。戲劇「趙氏孤兒」的歷史原型。

【白話】
趙武回答晉侯說:「周人的諺語有這麼一句話:『能看清深潭中游魚的人不吉利,以智巧料知隱匿事物的人會遭殃。』您要想使晉國沒有盜賊,不如選拔賢良並予以任用,使朝廷中政教清明,百姓中好風氣流行。人們有了羞恥之心,哪還會去做盜賊呢?」於是晉侯任用隨會主持有關政務,眾多盜賊便逃往秦國去了。

【日本語訳】
趙武は晋候に答えました。「周の人の諺にこのような言葉があります。『深い湖の中の魚が見える者は不吉です。知恵で隠し事を予想できる者は禍に遭います。』晋国から盗賊をなくそうとお考えのであれば、優秀な賢人を選抜して任した方がいいです。そのようにすれば、朝廷では清明政治が行われ、民の間ではいい風習が広まります。人々に羞恥の心があれば、どうして盗賊なぞすることがありましょうか?」それで晋候は随会を任用して関連する政務を任せたが、多くの盗賊は秦国へ逃げていきました。

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