半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(3-199)

199.當堯之時,舜為司徒①,契為司馬②,禹為司空③,后稷為田疇④,夔為樂正⑤,倕(chuí)⑥為工師⑦,伯夷為秩宗⑧,皋陶為大理⑨,益掌驅禽。堯不能為一焉。堯為君,而九子者為臣,其何故也?堯知九職之事,使九子各受其事,皆勝其任以成功,堯遂乘成功以王天下。是故知人者主道也,知事者臣道也。主道知人,臣道知事,毋亂舊法,而天下治矣。(卷四十三 說苑)

【注釈】
①司徒:官名。掌管國家的土地和人民的教化。②司馬:官名。掌軍旅之事。③司空:官名。掌管工程。④田疇:田官。⑤樂正:古時樂官之長。⑥倕:古代傳說中的巧匠名。⑦工師:古官名。上受司空領導,下為百工之長。專掌營建工程和管教百工等事。⑧秩宗:禮官。古代掌宗廟祭祀的官。⑨大理:掌刑法的官。

【白話】
堯帝當政之時,舜做司徒掌管教化,契做司馬掌管軍事,禹做司空掌管工程,后稷做農官掌管耕作,夔做樂官掌管音樂,倕做工師掌管工程和管教百工,伯夷做禮官掌管宗廟祭祀,皋陶做大理掌管刑法,益掌管山澤主管驅逐禽獸。堯不能擔任其中的任何一項職務。但是堯做君主,其他九位卻做臣子,那是什麼緣故呢?堯知道這九種職務的性質和內容,讓九個人各負責一項適任的工作,九個人都能勝任而完成任務,堯於是憑藉他們的功績成就了治理天下的大業。所以知人善任是做君主之道,知情辦事是做臣子之道。為君之道要知人善用,為臣之道要知事善辦,不要亂了舊有的典章制度,天下就太平了。

【日本語訳】
堯帝が執政していた時、舜は司徒として教化を司り、契は司馬として軍事を司り、禹は司空として工程を司り、后稷は農官として工作を司り、夔は楽官として音楽を司り、倕は工師として工程と多くの職人を監督し、伯夷は礼官として宗廟の祭祀を司り、皋陶は大理として刑法を司り、益は獣たちの駆除を司っていました。堯はこれらの職務の一つも担うことはできないが、君主になれました。そして他の九人はその臣下になりました。何故でしょうか。堯はこれら九つの職務の性質と内容を知っており、九人それぞれの素質と能力に適した仕事を任せたから、それぞれに仕事を上手く全うできました。堯は彼らの功績によって、天下を治めるという偉大な事業を成就できたのです。そのために、人をよく知ってよく使うことは君主の道であり、仕事をよく知ってよく全うするのは臣下の道です。君主が人をよく知ってよく使い、臣下が仕事をよく知ってよく全うし、旧来の典章や制度を乱すことがなければ、天下は太平になれます。

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