半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(3-219)

219.公私之分明,則小人不嫉賢,而不肖者不妒功。故三王以義親①,五伯以法正諸侯,皆非私天下之利也。今亂世之君臣,區區然皆欲擅一國之利,而蒐一官之重,以便其私,此國之所以危也。(卷三十六 商君子)

【注釈】
①故三王以義親:清末陶鴻慶先生認為,「以義親」下當有「天下」二字。今從之。

【白話】
公私能夠分明,那麼小人就不會妒忌賢德之人,無能之輩也不會妒忌有功之臣。所以三王以道義來親和天下,五霸以法度來匡正諸侯,他們都不是把天下的利益據為己有。當今亂世的君臣,都得意地企圖獨佔一國之利或掌管一官之權,來滿足自己的私欲,這就是國家危亡的原因。

【日本語訳】
公私が明白に分かれられたら、器量の小さい者は徳性のある賢人のことを妬みません。無能な輩も功績のある臣下のことを怨みません。そのために、三王は道義で天下の人々の仲を親しくさせて、五覇は法規と制度で諸侯を正します。いずれも天下の利益を自分の物だとは考えておりません。今、乱世の君臣はみな、得意げに国の利益や官員としての権利を把握しようと企んでいます。自分の私欲を満足させるための一連の行為は、国が滅亡する原因です。

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