半懂

印光法师文钞

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群書治要三六〇(4-213)

…力做的事,就是使法度不修明,君主不覺悟,而自己就能為所欲為了。 【日本語訳】凡そ忠臣というのは、必ず法令や政策のことをよく理解し、日夜君主の政事を補佐し、君主に法規が何故公正であるかの理を分からせるのです。邪な臣下は法令と政策の安定が国の安定に繋がり、国が安定すれば邪な者はなりを潜めなくてはならないことを知っています。そのため、邪な者は懸命に法令と制度が完備できないようにして、君主の目を濁らせることによって私欲を思いのままに満たすのです。 >> 群書治要三六〇 #為政 #至公

群書治要三六〇(4-212)

…長短上出差錯。」 【日本語訳】尺、寸、尋、丈これら長さの単位は、長短を測るために使うものです。これらの単位で長短を測れば、一万回測っても一回も誤りません。相手がお金持ちで尊い身分にあって、大勢の人を引き連れて幅を利かせていても、長さが増えることはありません。また、相手が卑しい身分にあって貧しくても、長さが短くなることもありません。公平で贔屓がないので、ずる賢い者でも人を騙せません。いわば「尋、丈の測りがあれば、長短のことで間違えません。」 >> 群書治要三六〇 #為政 #至公

群書治要三六〇(4-211)

…化する時の方法は何でしょうか?」太公は答えました。「私情で公の理を損なわない。功績のない者に褒美を与えない。罪のない者に刑罰を加えない。法令や制度を実施する時は、相手が自分の仇でしょうが寵愛する者でしょうが変わらない。一時の怒りでみだりに人を殺さない。一時の好ましさで人に褒美を与えない。立派な建物を建てたり、風雅なことを真似るたりするために民を使役しない。官能による楽しみに政事を邪魔させない。これぞ賢明な君主が国を治めるための方法です。」 >> 群書治要三六〇 #為政 #至公

群書治要三六〇(4-210)

…しわたしの意見通りにしていたら、今のように平和な世の中は見られないでしょう。」康帝が崩御した後、何充は(康帝が遺した)詔書をもって、(まだ幼かった太子である)司馬聃を穆帝としました。何充は總領尚書事に加えて侍中という官職につきました。何充は朝廷で仕事する時はいつも厳かな顔色で国家と民のことを何より考え、官吏を任用する時も功績のある臣下を常に優先し、決して親族縁者などのコネに惑わされることがありませんでした。評論家からも大変尊敬されました。 >> 群書治要三六〇 #為政 #至公

群書治要三六〇(3-225)

…ます。民を残害する者は、天下の人々から背を向けられてしまいます。天下は一人のものではありません。天下を取るのは、獣を追いかけて捉えるようなことです。手に入ると、天下の人々には獲物を分かち合おうとする心が生まれます。また、同じ一艘の船で河を渡るように、向こう側に着くと、皆して同じ利益を得られます。船が壊れてしまうと、皆して同じ被害を蒙ります。天下の人々と利害を共にすることができたら、その者は天下から支持されて、誰一人から断られないでしょう。 >> 群書治要三六〇 #為政 #至公

群書治要三六〇(3-224)

…民も方向を一致にして公正の道を目指すようになります。君主の心に私欲が混じっていると、民の追い求める私欲は千差万別でさらなる混乱になります。そのために、一心に公正の道を目指しているのならば、明君は疲れることなく、法令に抵触するようなことも自然に止みます。もし一心に私利を求めているのならば、たとえ多くの刑罰があっても、邪な悪事を禁絶することはできません。そのために、公正は国を治める道として、簡単な言葉ではあるが、非常に大きな作用を及ぼします。 >> 群書治要三六〇 #為政 #至公

群書治要三六〇(3-223)

…力量,退朝後不存疑慮,其治國之道安定無憂,想不斷進讒言的人也不敢造次。 【日本語訳】この上なく公正でいる態度だけ、近くにいる者を安定させ、遠くにいる者を帰順させられます。物事の理非曲直に公正な態度で立ち迎えられたら、天下の人々の信頼を得られます。猜忌の心がないから、朝廷に仕えている者たちはその後のことを心配することなく、自分の智慧と力を思う存分に発揮できます。その治国の道は安定して悩みがなく、讒言しようとする者も変なことをしなくなります。 >> 群書治要三六〇 #為政 #至公

群書治要三六〇(3-222)

…数個の星です。山の丘から見上げると、星が空高く上りつめ、また落ちていく姿が見えます。視力が良くなったわけではなく、立っている場所が違うからです。物事を決める時、私心だけに従うのはまるで井戸の中にいるようなものです。公のことを思いやれる心があれば、まるで山の丘に立っているようになれます。そのために、私心しか持っていない者に智慧があっても、その者の知りえることは少ないです。公のことを思いやれる者に智慧があると、その者は多くのことを知りえます。 >> 群書治要三六〇 #為政 #至公

群書治要三六〇(3-221)

…。(卷十九 漢書七) 【注釈】①皇天:對天及天神的尊稱。②黎庶:黎民,百姓。 【白話】(鮑宣上疏勸諫皇帝:)治理天下的人,應當以天下人之心為心,千萬不能孤行己見,恣意妄為啊!如果那樣,就會上遭天譴,下為百姓所怨。 【日本語訳】天下を治める者は、天下の人々の心をわが心だと思うべきです。決して自分一人の考えだけで物事を決めて、好き勝手をしてはいけません!そのようなことがあれば、上からは天罰を食らわされ、下からは民の恨みを買ってしまいましょう。 >> 群書治要三六〇 #為政 #至公

群書治要三六〇(3-220)

…ているから、万物は生長できます。料理人は料理を調理しながら自分で食べようとはしないから、料理人になれます。もし料理人が作った料理を勝手に食べたら、その仕事を全うできません。覇王の偉業を成し遂げられる君主もそうです。暴虐な諸侯を消滅させるのは私利のためではありません。また、その土地を天下の賢人たちに分け与えて政事を任せられるから、王者や覇者になれます。もしそれらの土地や富をただ自分の物だと独り占めしていたら、王者や覇者にはなれないでしょう。 >> 群書治要三六〇 #為政 #至公

群書治要三六〇(3-219)

…是國家危亡的原因。 【日本語訳】公私が明白に分かれられたら、器量の小さい者は徳性のある賢人のことを妬みません。無能な輩も功績のある臣下のことを怨みません。そのために、三王は道義で天下の人々の仲を親しくさせて、五覇は法規と制度で諸侯を正します。いずれも天下の利益を自分の物だとは考えておりません。今、乱世の君臣はみな、得意げに国の利益や官員としての権利を把握しようと企んでいます。自分の私欲を満足させるための一連の行為は、国が滅亡する原因です。 >> 群書治要三六〇 #為政 #至公

群書治要三六〇(2-211)

…。(卷三十六 尸子) 【注釈】①襲:繼承,沿襲。 【白話】見到別人有善行,就像自己有善行一樣;見到別人有過錯,就如同自己有過錯一樣。天對萬物無私無求,地對萬物也無私無求,能秉承天地這種無私行為的人,才稱之為天子。 【日本語訳】他人に善行があるのを見たら、自分にも善行があるようです。他人に過ちがあるのをみたら、自分にも過ちがあるようです。天は万物に無私で、地も万物に無私で、天と地のこの無私な行為を受け入れる人は、天子と称することが出来ます。 >> 群書治要三六〇 #為政 #至公

群書治要三六〇(2-210)

210.先聖王之治天下也,必先公,公則天下平。(卷三十九 呂氏春秋) 【白話】從前聖王治理天下,一定要把公正無私放在首位,處事公正無私,則天下太平安和。 【日本語訳】昔、聖王は天下を治める時に、必ず公正無私を首位に置いて、公正無私で物事を取り扱えば、天下が太平で安楽になります。 >> 群書治要三六〇 #為政 #至公

群書治要三六〇(1-207)

…到,強大的秦國之所以不敢發兵攻打趙國,那是因為有廉頗將軍與我在。如今我們兩虎相鬥,勢必不可能共存。我處處退避的原因,是以考慮國家的安危在先,而個人的私怨在後。 【日本語訳】私はこのように考えています。強い大国である秦が趙国を攻めてこないのは、廉頗将軍と文官の私がいるからです。もし私たち二人が虎のように互いに戦いを仕掛けたら、必ず共存できなくなりましょう。そのために、私はいつも譲歩しています。国の安危を最優先にして、個人の恨みはその後です。 >> 群書治要三六〇 #為政 #至公

群書治要三六〇(1-206)

…;動亂時,就要注意軍事將領的忠誠。將相能和睦相處,賢士就樂於歸附;賢士歸附,天下即使有變化,權力也不會分散。」 【日本語訳】陸賈は言いました。「天下が安定している時は、行政の上官たちの働きに気を配るべきです。天下が危機に陥った時は、軍営の将官たちの忠誠心に気を配るべきです。文武両方の官員たちが仲良く付き合うことができれば、有能な賢人も喜んでやってきましょう。賢人がやってきたら、たとえ天下に変化があっても、権力が分化されることはありません。 >> 群書治要三六〇 #為政 #至公

群書治要三六〇(1-205)

205.臣聞堯受命,以天下為憂,而未聞以位為樂也。(卷十七 漢書五) 【白話】臣(董仲舒)聽說堯帝接受天命成為天子,把天下的憂患當作自己的憂患,卻沒有聽說是因為坐上了天子的位置而高興。 【日本語訳】臣下はこのようなことを聞きました。堯帝は天命を受けて天子になったが、天下の憂患を自分の憂い事のように心配し、天子になったからと言って、喜んでいる訳ではありません。 >> 群書治要三六〇 #為政 #至公

群書治要三六〇(1-204)

…用します。全てを道理に従って的確に執行することができたら、国のために力を尽す公的な窓口は広く開かれ、縁故を利用しての手口は廃止されてしまいます。公衆の道義のために働く風潮が広まれば、個人の私欲だけを考えることもなくなりましょう。このようになると、品性と道徳の高い者はますます任用され、讒言だけを言って媚びへつらう者の居場所ななくなります。自分の利益に貪欲な者は辞めさせられ、清廉で常に天下の人々のことを考えている者は重用されるようになります。 >> 群書治要三六〇 #為政 #至公

群書治要三六〇(1-203)

203.夫(fú)能通天下之志者,莫大乎至公。能行至公者,莫要乎無忌心。(卷四十九 傅子) 【白話】能通達天下人心意的,最重要在於大公無私。能做到大公無私的人,最重要的是沒有猜忌之心,念念利益天下人民。 【日本語訳】天下の人々の気持ちに通じるもので、最も大事なのは私欲のない広い心です。私欲のない広い心を持ち、さらに猜疑の心に悩まされることのない者は、いつも天下の人々の利益を考えられます。 >> 群書治要三六〇 #為政 #至公

群書治要三六〇(1-202)

202.天下者非一人之天下,天下之天下也。與天下同利者,則得天下;擅①天下之利者,失天下。(卷三十一 六韜) 【注釈】①擅:獨攬,專。 【白話】天下不是一個人的天下,而是天下人的天下。能和天下人共享利益的人,可以得到天下;獨佔天下利益的人,最後會失去天下。 【日本語訳】天下は一人のものではなく、みなの天下です。天下の人々と利益を共にすることができ者こそ、天下を手に入れられます。天下の利益を独占しようとする者は、天下を失ってしまいます。 >> 群書治要三六〇 #為政 #至公

群書治要三六〇(1-201)

…出されます。安泰な世の中では、人は自分の親や子どもだけを愛している訳ではありません。全ての老人は安らかに晩年を過ごせます。全ての子どもは良い教育を受けられ、健やかに成長できます。そして全てのやもめ、孤児、子どものいない老人と心身に障害と病気を負っている者は世話を受けられます。そのために、人々は真心を以って付き合うができます。相手を損なって自分に益するような陰謀は現れません。窃盗などの混乱も起こりません。これこそ真の平和である大同世界です。 >> 群書治要三六〇 #為政 #至公