半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(3-224)

224.公道行,即邪利無所隱矣。向公即百姓之所道者一,向私即百姓之所道者萬。一向公,則明不勞而姦自息;一向私,則繁刑罰而姦不禁。故公之為道,言甚約而用之甚博。(卷五十 袁子正書)

【白話】
公正之道得以施行,則偏邪的私利就沒有藏身之地了。(所以君主之心)向公,百姓也會方向一致一心向公;(君主之心)挾私,那麼百姓追求的私欲就千差萬別。一心為公,則明主不必操勞,而觸犯法令之事自然止息;一心向私,縱使刑罰繁多,姦邪的事也無法禁絕。所以公正作為治國之道,言語很簡約,但作用很大。

【日本語訳】
公正の道を実行できたら、邪な私利に隠れるところはなくなります。そのために、君主の心が公正の道に向かっていると、民も方向を一致にして公正の道を目指すようになります。君主の心に私欲が混じっていると、民の追い求める私欲は千差万別でさらなる混乱になります。そのために、一心に公正の道を目指しているのならば、明君は疲れることなく、法令に抵触するようなことも自然に止みます。もし一心に私利を求めているのならば、たとえ多くの刑罰があっても、邪な悪事を禁絶することはできません。そのために、公正は国を治める道として、簡単な言葉ではあるが、非常に大きな作用を及ぼします。

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