半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(3-225)

225.利人者天下啟①之,害人者天下閉之。天下非一人之天下也,取天下若逐野獸,得之而天下皆有分肉②。若同舟而濟③,濟則皆同其利,舟敗皆同其害。然則皆有啟之,無有閉之矣。(卷三十一 六韜

【注釈】
①啟:開,打開。②分肉:根據現存《六韜》版本可知「分肉」下應有「之心」二字。③濟:渡河。

【白話】
為人民謀福利的人,天下人都會開門歡迎他;殘害百姓的人,天下人都會對他閉門不納。天下並非一個人的天下,取得天下,就像追捕野獸一樣,得到了,天下人就會有分享獵物的心。又像同船渡河一樣,抵達彼岸,大家就同蒙其益,舟壞了則同受其害。能與天下人同其利害,那麼天下之人都會支持他,而沒有抗拒他的。

【日本語訳】
民のために福利を求めようとする者は、天下の人々から大いに歓迎されます。民を残害する者は、天下の人々から背を向けられてしまいます。天下は一人のものではありません。天下を取るのは、獣を追いかけて捉えるようなことです。手に入ると、天下の人々には獲物を分かち合おうとする心が生まれます。また、同じ一艘の船で河を渡るように、向こう側に着くと、皆して同じ利益を得られます。船が壊れてしまうと、皆して同じ被害を蒙ります。天下の人々と利害を共にすることができたら、その者は天下から支持されて、誰一人から断られないでしょう。

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