半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(3-252)

252.傅子曰:「能以禮教興天下者,其知大本之所立乎!」夫大本者與天地並存,與人道俱設,雖蔽①天地,不可以質文損益變也。大本有三:一曰君臣,以立邦國;二曰父子,以定家室;三曰夫婦,以別內外。三本者立,則天下正;三本不立,則天下不可得而正;天下不可得而正,則有國有家者亟亡,而立人②之道廢矣。(卷四十九 傅子)

【注釈】
①蔽:蒙蔽,壅蔽。②立人:立身,做人。

【白話】
傅子說:「能夠用禮義教化而興旺國家的,是知道治理國家的大根大本啊!」大根大本,是與天地同在的,是與人倫相互依存的。即使天地被蒙蔽了,大根大本的形式有所增減,但實質從未改變。根本有三:一是君仁臣忠,這是安邦定國之本;二是父慈子孝,這是安家立業之本;三是夫義婦德,這是區分內外之本。這三種根本關係的道義確立了,則天下歸於正道;反之,天下就不能歸於正道。天下不能歸於正道,有國的諸侯、有家的卿大夫會很快衰亡,立身做人的準則也會廢棄。

【日本語訳】
傅子は言われました。「礼と義の教化で国を興せる者は、治国の大いなる根本を知っている者です!」大いなる根本は、天地と共にあり、人倫と互いに依存しているものです。たとえ天地が覆い隠されて、大いなる根本の形式に変わりがあっても、その実質はいつも変わりませんでした。根本は三つあります。一、仁愛な君主と忠実な臣下。これは国を安定させるための根本です。二、慈愛な父母と親孝行な子ども。これは家を安定させるための根本です。三、仁義を重んじる夫と徳性の優れた妻。これは内外を分けるための根本です。これら三つの根本的な関係の道義が確立されれば、天下は正道に戻ります。逆にできなかったら、天下は正道に戻られません。天下が正道に戻られなかったら、国を持つ諸侯や家を持つ卿大夫はすぐに衰退して滅亡してしまいます。立身処世のための準則も廃れてしまいます。

>> 群書治要三六〇 #為政 #禮樂