半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(3-258)

258.情發①於聲②,聲成文③,謂之音。治世之音,安以樂④,其政和;亂世之音,怨以怒,其政乖⑤;亡國之音,哀以思,其民困⑥。故正得失,動天地,感鬼神,莫近於詩。先王以是經⑦夫婦,成孝敬,厚人倫,美教化,移風易俗。(卷三 毛詩)

【注釈】
①發:顯現,顯露。②聲:指古代五聲音律,宮商角徵羽。③成文:形成樂章、文采、文辭、禮儀等的總稱,這裡指組成一定的旋律。④安以樂:安詳而歡樂。以,而且。⑤乖:違背,不合。⑥困:困厄危難。⑦經:調理。

【白話】
情志透過宮商之聲流露出來,五聲音律聲聲相應而成韻律便叫做「音」。太平盛世的音樂安詳而歡樂,反映當時政治平和;亂世的音樂怨恨而憤怒,反映當時政治乖戾僻違;滅亡或瀕於滅亡的國家的音樂哀傷而憂愁,反映當時的百姓流離困苦。所以要矯正政治得失、震動天地、感動鬼神,沒有什麼比詩歌更近於能實現這個目標。前代君王就是以詩來調理夫婦的關係,培養孝敬的行為,敦厚人倫常道,使教化美善,以及改變風氣和習俗。

【日本語訳】
感情と志は音の高低からにじみ出ています。五つの音律が互いに呼応して成せた韻律は「音」と呼ばれます。太平盛世の音楽は安らいで楽しいもので、当時の政治の平和さを反映しています。乱世の音楽は怨みと怒りに満ちており、当時の政治が正道に背いていることを反映しています。滅亡した、もしくは滅亡する寸前の国の音楽は哀切にして憂いに満ちたものです。当時の民が流離の苦に悩まされていることを反映しています。そのために、政事の得失を正し、天地を震動させて鬼神を感動させたいのであれば、詩歌に勝るものはありません。前代の君王は詩で夫婦の関係を整い、親子の関係を築いてきました。音楽はまた、人倫と常道を強化させることができます。民を良い方向へと教化させて、風習と習俗を変えられます。

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