半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(3-263)

263.欲民務農,在於貴粟,貴粟之道,在於使民以粟為賞罰。今募天下,入粟縣官,得以拜爵,得以除罪。如此,富人有爵,農民有錢,粟有所渫矣。夫能入粟以受爵,皆有餘者也,取於有餘,以供上用,則貧民之賦可損。所謂損有餘補①不足,令出而民利者也。順於民心,所補者三:一曰主用足,二曰民賦少,三曰勸農功②。(卷十四 漢書二)

【注釈】
①補:裨益,好處。②農功:農事。

【白話】
(晁錯上疏說:)想要讓人們從事於農業生產,關鍵是要重視糧食,其方法在於用糧食作為決定賞罰的條件。現在號召天下人民,只要向官府交納糧食,就可以得到爵位,或免除一定的罪過。如此,富人就會擁有爵位,農民也會得到錢財,糧食也能有所分散流通了。凡能交納糧食來取得爵位的,都是有餘糧的人。從富餘者那里取一部分來供政府使用,那麼貧窮百姓的賦稅就可以減少了,這就叫做減少富餘的來補充不足的,政令一出人民就會得到利益。此舉順應人民的意願,有三個方面的好處:第一是政府的需用充足,第二是人民的賦稅減少,第三是可以鼓勵農業生產。

【日本語訳】
(晁錯は上書しました。)人々に農業に従事してほしいのであれば、鍵になるのは食糧を重視することです。方法として、まず食糧を賞罰の条件にしましょう。そして民に宣告するのです。官庁に食糧を納めれば、爵位を得られたり、もしくは一定の罪が免除されたりすると。そのようにすれば、裕福な者は爵位が手に入り、農民は金銭を得られて、食糧も分散させて流通されるようになります。食糧を納めて爵位を得られるような者は、およそ余分な食糧を持っている者です。これら裕福な者のところから一部の食糧を政府が徴用すると、貧しい民に課せられている税金は軽減されます。すなわち、裕福な者の持ち分を減らして、不足している者の懐を補うことです。このような政令が出されれば、民は利益を得られます。この行いは民の気持ちに順応しており、三つのいいことをもたらしてくれます。一、政府の需用が充足するようになります。二、民の税金が軽減されます。三、農業の生産を励まします。

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