半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(3-266)

266.湯①降②不遲③,聖④敬日躋(jī)⑤。昭⑥假⑦遲遲⑧,上帝⑨是祗(zhī)⑩。帝命式⑪于九圍⑫。不競⑬不絿(qiú)⑭,不剛不柔。敷政⑮優優⑯,百祿⑰是遒⑱。(卷三 毛詩)

【注釈】
①湯:商朝的開國之君。②降:指禮賢下士。③不遲:謂湯王禮賢下士非常急切。④聖:古之王天下者。亦為對於帝王或太后的極稱。⑤躋:升。⑥昭:光明,明亮;明顯,顯著。⑦假:通「暇」,從容。⑧遲遲:舒緩,從容不迫的樣子。⑨上帝:天帝。⑩祇:敬。⑪式:用,施行。⑫九圍:九州。⑬競:爭競,指為名利而爭逐奔走。亦泛指互相爭勝。⑭絿:急躁。⑮敷政:布政,施行教化。⑯優優:寬和貌。⑰百祿:指多福。⑱遒:聚合,聚集。

【白話】
湯王禮賢下士非常急切,聖王誠敬之德與日俱增。他嚴以律己而寬以待人,對上天心懷恭敬。於是上天派他來治理天下,為天下人做最好的榜樣。從不爭強好勝急於求成,既不剛強暴戾也非柔弱不禁。施政溫和而且寬厚,才有這千祥雲集百福駢臻。

【日本語訳】
湯王は下々の士人を礼遇することに非常に心を砕いていたから、聖王としての誠意と敬意からなる徳性は日に日に増すばかりです。湯王は自分には厳しく、人には寛大に接していて、天には恭しく敬意のある態度でいました。そのために、天下の人々の模範になれるように、天下を治める者として天から遣わされました。湯王は無理して勝ことを好まず、成功を急ぐこともしません。また、我が強くて暴虐を振るうことがなければ、困難に耐えられない程の軟弱者でもありません。その執政は至って温和にして寛大であったから、これほどの盛世が見られます。

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