半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(3-274)

274.故夫名分定,勢治之道也;名分不定,勢亂之道也。故勢治者不可亂也,勢亂者不可治也。夫勢亂而欲治之,愈亂矣;勢治而治之,則治矣。故聖人治治,不治亂也。聖人為民法,必使之明白易知,愚智遍能知之,萬民無陷於險危也。(卷三十六 商君子)

【白話】
所以名分確定,是勢所必治的方法;名分不確定,是勢所必亂的途徑。因此,勢所必治就難以讓它混亂,勢所必亂就無法治理。勢所必亂而想去治理,往往會更加混亂;勢所必治再加以治理,則社會安定太平。所以聖人在勢所必治的情況下治國,而不是在勢所必亂的情況下整治。聖人為百姓制定法律,一定要使它明白易懂,讓愚人和智者都能夠理解它,那麼天下百姓就不會(因為不知法)陷於危險的境地。

【日本語訳】
そのために、名分を確定させることは世の中を治めるのに必然な方法です。名分が不確かであれば、世の中は必ず乱れてしまいます。世の中を治めるのに必然な方法で国を治めれば、国は混乱になりにくいです。世の中が必ず乱れる方法で国を治めれば、往々にしてさらに混乱を招いてしまいます。世の中が必ず制御される状態でさらに治めれば、社会は安定して太平になります。ゆえに、聖人は世の中が制御された状態で国を整い、治め始めるのであり、世の中が混乱している状態でではありません。聖人が民のために法律を制定したのならば、愚か者にとっても賢人にとっても、必ず分かりやすいものにしなさい。そのようにすれば、天下の民が(知らない間に)法を犯して、危険に陥ってしまうことがありません。

>> 群書治要三六〇 #為政 #法律