半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(3-279)

279.非患銚(yáo)①鉏(chú)②之不利,患其舍草而芸苗也;非患無準平③,患其舍枉而繩直也。故親近為過不必誅,是鉏不用也;疏遠有功不必賞,是苗不養也。故世不患無法,而患無必行之法也。(卷四十二 鹽鐵論)

【注釈】
①銚:大鋤。②鉏:鋤草翻地的農具。③準平:測量平面的儀器。

【白話】
不必擔心鋤頭不銳利,要擔心的是拿鋤頭的人放過了雜草卻鋤掉了禾苗;不必擔心沒有水準器,要擔心的是拿水準器的人不去糾正彎的卻去糾正直的。所以執政者對親近的人做了壞事不一定加以懲處,這就如同不使用鋤頭除草;疏遠的人有了功勞不一定予以獎賞,這就如同不養育禾苗。所以對社會來說,不怕沒有法律,就怕有了法律卻存在不一定依照執行的情況。

【日本語訳】
鍬が鋭くないことを心配しないでください。心配すべきのは、鍬を持っている者が雑草を見過ごして苗を毟り取ってしまうことです。計量器のないことを心配しないでください。心配すべきのは、計量器を持っている者が歪みを正さずに、真直ぐなものを正してしまうことです。執政者は悪事をした親しい者を必ずしも罰するとは限らないが、まるで鍬を持っているのに除草しないようなものです。また、疎遠にしている者が功労を立てても、必ずしも褒美を与えないが、まるで苗を育てないようなものです。そのために、社会にとって、法律のないことは怖くありません。法律があるのに、きちんと執行されないことの方が怖いのです。

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