半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(3-290)

290.夫將師①者,必與士卒同滋味而共安危,敵乃可加②。昔者良將之用兵也,人有饋③一簞(dān)④醪(láo)⑤者,使投諸河,與士卒同流而飲之。夫一簞之醪,不能味一河之水,而三軍之士,思為致死者,以滋味之及⑥己也。(卷四十 三略

【注釈】
①師:當為「帥」字之誤。②加:加兵,即以武力進攻。③饋:贈送。④簞:用竹或葦做成的盛器。⑤醪:酒。⑥及:至,到達。

【白話】
身為將帥,一定要與士卒同甘苦、共安危,才可對敵作戰。從前有位良將帶兵打仗,有人送他一簞美酒,他就下令把酒倒在河裡,與全體士卒同流共飲。一簞美酒雖然不能使整條河的水都有酒味,但三軍將士因此而願意拼死效力,是因為將帥同甘共苦的精神及於自身的緣故。

【日本語訳】
将帥たる者は、部下の兵卒と苦楽や安否を共にしてこそ、敵と対戦できます。その昔、戦に出ていたある良将は人から一升の美酒を送られたが、良将は酒を川の中に注いで、兵卒全員と共に川水共々飲みました。一升の美酒だけでは河全体に酒の匂いを蔓延させられないが、三軍の兵士たちは命をかけて尽力するようになりました。何故なら、将帥は自分たちと苦楽を共にしているのだ、という気持ちが伝わったからです。

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