半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(3-304)

304.天下多忌諱①,而民彌貧。民多利器②,國家滋昏。人多伎巧③,奇物④滋起。法物滋彰,盜賊多有。(卷三十四 老子

【注釈】
①忌諱:指禁戒。②利器:謂權謀。③伎巧:即智巧。伎,與「技」同。④奇物:奇麗奢華之物。

【白話】
君主的禁令愈多,人民動輒得咎,不能安心工作,就會愈來愈貧窮。百姓多權謀,上下寡恩少義,國家就愈來愈混亂。人主看重技藝機巧,上行下效,奇麗奢華之物就會興起。珍奇物品愈多愈精美,人民想要不勞而獲,盜賊就愈來愈多。

【日本語訳】
君主が下した禁令が多ければ多いほど、民はやたらと罪に問われることになるので、安心して仕事できずにますます貧しくなってしまいます。民が権謀をよくめぐらし、上下を問わずに恩義を軽視しているのであれば、国はますます混乱になってしまいます。君主が巧妙で精緻な物を重視すると、それに見習って奇をてらった物が民間でも持てはやされるようになります。珍妙にして精巧な物が多ければ多いほど、民は労せずしてそれらの物を得ようとして、盗賊はどんどん増えてしまいます。

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