半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(3-309)

309.上好德則下修行,上好言則下飾辯。修行則仁義興焉,飾辯則大偽起焉,此必然之徵也。德者難成而難見(xiàn)①者也,言者易撰而易悅者也。先王知言之易,而悅之者眾,故不尚焉。(卷四十九 傅子)

【注釈】
①見:「現」的古字。

【白話】
君主崇尚美德,則臣下重視修養德行;君主喜好高談闊論,則臣下熱衷粉飾巧言。修養德行則仁義之道興起,粉飾巧言則詭詐之風興起,這是必然現象。美德難修成也難被發現,高談闊論容易撰寫也容易討人喜歡。古代聖王知道巧言易說且多數人愛聽,所以不提倡。

【日本語訳】
君主が美徳を崇めているのであれば、臣下は徳性を修養することを重視します。君主が空論を好むのであれば、臣下は美辞麗句で言葉を修飾することに熱中します。人々が徳性を修養すれば、仁義の道は盛んになります。人々が美辞麗句で言葉を修飾すれば、詐欺の風習が出来上がってしまいます。これは必然の現象です。美徳の養成は難しく、なかなか気付かれません。対して、空論は簡単に書けて人からも好まれます。古代の聖王は美辞麗句は容易く言えて、多くの人が好むものだと知っているので、提唱しませんでした。

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