半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(3-326)

326.生而富者驕,生而貴者傲。生富貴而能不驕傲者,未之有也。今寵祿初隆,百僚觀行,當堯舜之盛世,處光華之顯時,豈可不庶幾夙夜以永終譽?(卷二十二 後漢書二)

【白話】
(崔駰勸諫竇太后之兄竇憲:)生來就富有的人會驕縱,生來就地位貴顯的人會傲慢。生來富貴而能夠不驕縱不傲慢的人,是不曾有過的。如今您的榮寵和祿位剛剛顯盛,百官都在看您的行動,您處在堯舜一般的盛世,正是榮耀顯赫之時,怎能不晝夜勤勞,長久擁有大家的讚譽?(竇憲未聽,之後圖謀篡位,漢和帝察覺而將其賜死。)

【日本語訳】
(崔駰は竇太后の兄である竇憲を諌めました。)生まれながらにして裕福な生活を送ってきた者は驕りやすく、生まれながらにして尊い地位にいる者は傲慢になりやすいものです。生まれながらにして裕福な生活を送っているのに、驕らずに傲慢にならなかった者は未だかつていませんでした。今や、あなたの栄誉と寵愛、そして地位と俸禄はまさに勢いをつけてきたところです。百官があなたの行動に注目しています。堯舜のような頂点にいて、まさに栄耀を極める時でしょう。そのために、昼夜問わずに職務に勤しみ、皆の賛美を長く続くものにしなければなりましょう。(しかしながら、竇憲はこの諫言を聞き入れませんでした。その後、謀反を企てた竇憲は漢和帝に気付かれて、死刑に処せられました。)

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