半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(3-346)

346.原蠶①一歲再收,非不利也,然而王法禁之者,為其殘桑也;家老異糧而食之,殊器而烹之,子婦跣(xiǎn)②而上堂,跪而酌羹,非不費也,然而不可省者,為其害義也;待媒而結言,娉納而取婦,紱絻(fú miǎn)③而親迎④,非不煩也,然而不可易者,可以防淫也;使民居處相司⑤,有罪相告,於以禁姦非不輟(chuò)⑥也,然而不可行者,為傷和睦之心,而搆(gòu)⑦仇讎之怨也。(卷四十一 淮南子

【注釈】
①原蠶:二蠶,即夏秋第二次孵化的蠶。原,再。螈蠶即原蠶。天明本校註「原作螈」,商務本將之刪除。編者亦認為《治要》原文「原」字無誤。②跣:赤腳,光著腳。③紱絻:古時繫官印的絲帶及大夫以上的禮冠。引申為官服、禮服。絻,通「冕」。④親迎:古代婚禮「六禮」之一。夫婿親至女家迎新娘入室,行交拜合巹之禮。⑤相司:互相偵察。司,通「伺」。⑥輟:止。指止住罪惡。⑦搆:造成,結成。

【白話】
養第二次蠶可以一年收兩次蠶絲,這不是沒有利,但是國家制定的法令禁止此事,是因為這樣做會損害桑樹;家中老人與家人吃不同的飯,用不同的食具烹調,兒媳光著腳走上堂去,跪著給長輩舀取羹湯,這種禮法不是不費事,然而卻不能省減,是因為省減了會損害大義;等有了媒人才訂婚約、下聘禮以後迎娶新婦,夫婿穿上禮服戴上禮帽親至女家迎娶新娘入室,行交拜合巹之禮,這樣做不是不繁瑣,但是不能改變這套禮法,是因為這樣做可以防止淫亂;讓百姓生活在一起時左鄰右舍相互監視,發現有人犯罪便相互告發,用這種方法來檢舉邪惡的人,並不是不能制止犯罪的行為,但是卻不能那樣做,因為會傷害人們的和睦之心,造成仇人般的怨恨。

【日本語訳】
年に二回も蚕を飼うと年に二回も絹糸を得られて、利益がない訳ではないが、国が修めた法令ではこのことを禁じています。何故なら、このようにすると、桑の木が傷つけられてしまうためです。家のお年寄りと家族は違う食事をして、その食事も違う器具で調理しなければなりません。また、嫁は裸足で年長者のいる上座まで行き、跪いて食事を取り分けなければなりません。このような礼法は手間がかからない訳ではないが、省いてはいけません。何故なら、省いてしまうと、大義を損なってしまうためです。仲人が決まってから婚約を結び、結納をしてから新婦を娶ることができます。さらに、新郎は礼服と礼帽を着けて女性の家まで出向いて、花嫁を迎えて伝統的な儀礼を行わないといけません。このようなやり方は煩わしくない訳ではないが、変えてはいけません。何故なら、このようにすることで妄りな男女交際を防止できるためです。民が生活している時は、左右の隣人に互いのことを監視しあうようにして、誰かが罪を犯せば互いに告発させるやり方があります。このようなやり方で邪悪な者を検挙すれば、犯罪を制止できない訳ではないが、実行してはいけません。何故なら、このようなやり方は人々の和睦の心を傷つき、互いに敵同士のような怨みを生じさせてしまうためです。

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