半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(4-41)

41.「楚靈王作為頓宮,三年未息也,又為章華之臺,五年未息也,而又為乾谿之役,八年,百姓之力不足,而自息也。靈王死乾谿,而民不與歸。今君不道明君之義,而修靈王之跡,嬰懼君之有暴民之行,而不睹長庲之樂也,不若息之。」公曰:「善。非夫子,寡人不知得罪於百姓深也!」於是令勿收斬板而去之。(卷三十三 晏子・諫下)

【白話】
晏子勸諫說):「楚靈王修建頓宮(頃宮),三年沒有完工,又修築章華臺,五年沒有完工,接著又興建乾谿工程,八年,因老百姓的財力人力嚴重不足,使得工程不得不自行停止。楚靈王自己也死在乾谿,而百姓也不許其屍歸京城。現在國君不遵從賢明君主的施政規範,而走靈王的老路,我擔心國君會遭遇百姓的暴亂行為,而不能看到長庲宮室建成之時的快樂,不如停止這些工程。」景公說:「很好!如果不是先生,寡人還不知道得罪百姓這麼深啊!」於是,命令不要收拾築土的夾板,讓服徭役的百姓都回家去。

【日本語訳】
晏子は次のように諫めました。)「楚の霊王は頓宮を建て直す時、さらに章華の高台を建てたが、五年経っても竣工できませんでした。次に乾谿の工事を始めたが、八年経つと、民の財力も人力もひどく不足していたため、工事は自ずと中止にならざるをえませんでした。楚の霊王自身は乾谿で崩御したし、その遺体が京に戻ることも民は許しませんでした。今の国主は賢明な君主が遺した施政の規範に従わずに、霊王の道を辿っています。このまま国主が民から乱暴を働かされて、長庲の宮室完成の喜びを知りえないのではと、私は心配しております。そうなる前に、これらの工事をお止めになったらいかがでしょうか?」景公は言いました。「素晴らしい!先生がいらっしゃらなかったら、私は自分がこれほど、民の顰蹙を買っていたとは知りませんでした。」そして、工事に使われた板さえも片付けなくていいように命じて、景公は働いていた全ての民を帰らせました。

>> 群書治要三六〇 #君道 #納諫