半懂

印光法师文钞

#納諫 の検索結果:

群書治要三六〇(4-43)

…たら、内部の大夫からの支持は得られず、外部の民からの擁護も失ってしまったら、この船に乗っている者たちはみな、欒氏の子となって貴方様にあだなすでしょう?」范献子は言いました。「よくぞ言ってくれました!」翌日、范献子は清涓に土地一万畝を与えました。清涓は辞退しようとしたが、范献子は言いました。「これらの土地であの時のお言葉が貰えるなんて、貴方こそ損をしました。私はかなりの収穫を貰いましたよ。」古人はこれほど諫言を重視していたことが分かります。 >> 群書治要三六〇 #君道 #納諫

群書治要三六〇(4-42)

…聖人がいないことはなく、国家に賢人が足りないこともありません。彼らを手に入れ師として教えを乞えれば、天下の王になれると聞きました。彼らを手に入れて友として付き合えれば、諸侯を制覇することができます。しかしながら、今の私は徳も才もないのに、群臣はこんな私にも及ばないとは、楚国の未来は危ないです。』その荘王が心配していたことを、殿様は逆に喜んでいらっしゃる。私は非常に憂鬱と恐れを感じております。」これで魏の武侯は初めて恥ずかしいと思いました。 >> 群書治要三六〇 #君道 #納諫

群書治要三六〇(4-41)

…した施政の規範に従わずに、霊王の道を辿っています。このまま国主が民から乱暴を働かされて、長庲の宮室完成の喜びを知りえないのではと、私は心配しております。そうなる前に、これらの工事をお止めになったらいかがでしょうか?」景公は言いました。「素晴らしい!先生がいらっしゃらなかったら、私は自分がこれほど、民の顰蹙を買っていたとは知りませんでした。」そして、工事に使われた板さえも片付けなくていいように命じて、景公は働いていた全ての民を帰らせました。 >> 群書治要三六〇 #君道 #納諫

群書治要三六〇(4-40)

…彼を任用していいでしょうか?」鮑叔牙は言いました。「あの時の彼は主のために仕事をしたまでです。もしあなた様が彼のことを赦し、斉国に帰れるようにしてあげれば、彼はあの時と同じように、あなた様のために仕事しましょう。」桓公は管仲を返してもらうように、魯国まで人をやりました。魯国は管仲を檻車に入れて送り返したが、桓公は郊外まで出かけて自ら出迎えて、共に帰国しました。桓公は祖廟で儀礼を行って管仲をもてなしてから、彼に政についての教えを乞いました。 >> 群書治要三六〇 #君道 #納諫

群書治要三六〇(4-39)

…微小的正向力量,極力整飭眾多奸邪,必亡;四是以微小的剛直力量,強行整飭眾多歪曲的事,必亡。 【日本語訳】いわゆる四つの必亡があります。一つ目は、極力諫めたが、君主の非行を止めさせられなかった状況です。二つ目は、極力諫めたことの内容を君主は分かっているのに、それを採用しなかった状況です。三つ目は、わずかな積極的な力で多くの邪心を正そうとすることです。四つ目は、わずかな剛直の力で歪曲された多くのことを直そうとすることです。必ず滅亡しましょう。 >> 群書治要三六〇 #君道 #納諫

群書治要三六〇(4-38)

…のが好きな国君ならば、諫言を聞き入れられません。癇癪が強くてみだりに人を殺めたりするような国君ならば、諫言を聞き入れられません。自分の愛するものばかりを愛でて、功績も徳性もないのに栄華を極めてしまうような国君ならば、諫言を聞き入れられません。財物を好み、民からも財産を取り上げてしまうような国君ならば、諫言を聞き入れられません。宝玉や珍しいおもちゃを好むような国君ならば、諫言を聞き入れられません。これらこそ六つの聞かぬと言われるものでした。 >> 群書治要三六〇 #君道 #納諫

群書治要三六〇(4-37)

…霊帝と比較できます。」世祖は言いました。「私は仁徳が古人ほどではないにしても、私欲を制御して政事を進めている方だと言えましょう。また、呉会を平定し、天下を統一もしました。なのに、私を桓帝、霊帝に例えるのは、あまりではありませんか?」劉毅は答えました。「桓帝、霊帝は売官で得た金を国庫に入れたが、貴方は売官で得た金をご自分の財布に入れました。このことで言うならば、貴方は桓帝、霊帝にも劣るでしょう。」(それを聞くと、晋世祖は大いに笑いました)。 >> 群書治要三六〇 #君道 #納諫

群書治要三六〇(4-36)

…宗說:「木板按繩墨鋸解就能被切直,君王接受忠臣規勸就會變得聖明。君王能夠聖明,臣下不必等待命令就會主動進諫。誰還敢不恭敬地順從英明君王美命而進諫呢?」 【日本語訳】傅說は殷高宗に答えました。「木片は縄と墨、のこぎりがあれば真直ぐに切れます。君王は忠臣の勧告があれば、聖明になれます。君王が聖明であれば、臣下は命令を待たず自主的に諫めるようになれます。また、英明な君王の見事な命令であれば、恭しく従わずに諫めようとする者もいなくなりましょう?」 >> 群書治要三六〇 #君道 #納諫

群書治要三六〇(3-56)

…圖謀不合道德的事,不可觸犯不合正義的事。」 【日本語訳】夫子は私に九つの言葉を遺しました。「災いの源になってはいけない。金銭や権勢をだてにしてはいけない。寵愛されていることで思い上がってはいけない。大衆に共通している願いに背を向けてはいけない。礼儀正しい者を疎かにしてはいけない。自分に能力があるからと言って驕ってはいけない。同じことに二度と怒ってはいけない。道徳に合わないことを図ってはいけない。正義に合わないことに手を出してはいけない。」 >> 群書治要三六〇 #君道 #納諫

群書治要三六〇(3-55)

…的意見,治國之道才會有長進。治理國家,撫育萬民,就得讓賢能的人擔任王朝的重要官職。努力吧,努力吧!」 【日本語訳】湯王は言われました。「私は言いました。人は水を通して己の顔が見えます。民の生活を通して政治の清明さが分かります。」伊尹は答えました。「まさにその通りです。人の意見を聞き入れられるから、治国の術は進歩します。国を治め、万民を育みたいのでしたら、有能な賢人に朝廷の重要な官職についてもらうべきです。頑張りましょう。頑張りましょう。」 >> 群書治要三六〇 #君道 #納諫

群書治要三六〇(3-54)

…の口を塞いでしまうのも同じことです。そのために、治水する者はまず水の道をよく通し、水の流れを順調にします。民を治める者はまず民を指導し、話ができるようにします。思うように喋れる民は、大地に山と川があるように、そこから財物が生まれます。民が思う存分に喋れると、国の政事の良し悪しが充分に現れます。民が心の中で思うことを公にすることができたら、そのうちに成熟した意見は実行されることでしょう。もし民の口を塞いでしまうと、その国は長く持続しますか。 >> 群書治要三六〇 #君道 #納諫

群書治要三六〇(3-53)

…有諂媚阿諛的人,君主就不會有不合道義的過失。 【日本語訳】賢明な聖君は広い心で下々の者の直言を聞き入れられます。勇気をもって進言してくれた官員を尊敬して崇め、忠誠を持つ正直者が進言できるような道を広く作ります。臣下の急進的で狷介な言葉を責めたりしません。このようにするからこそ、朝廷の百官はそれぞれの位に安定し、忠誠と智慧を尽くしてくれます。進言した後のことを心配しなくていいから、媚び諂う者は消え、君主にも道義に合わない過ちがなくなります。 >> 群書治要三六〇 #君道 #納諫

群書治要三六〇(3-52)

…低い者を遠ざけます。それらの者が忠を尽くして才能と智慧を捧げても、君主には分かりません。誰かが提案をすると、愚かな君主はつまらない理屈を弄って相手を閉口させます。直言する者がいれば、何らかの謂われのない罪でその者を罰します。このようなことをしているのに、国内外にその名を轟かせ、民のことを思いやりたいと言うのは、まるで耳を塞いで音楽の良し悪しを分別し、目を隠して色の違いを区別しようとするように、耳と目のいい者のそれとはあまりにも程遠いです。 >> 群書治要三六〇 #君道 #納諫

群書治要三六〇(3-51)

…がそのような言葉を受け入れられましょうか。そのために、賢明な君主が好むのは、愚かな君主が罰して消そうとするものです。仮にここに一本の木があるとしましょう。木には大きく育ってほしいものです。しかしながら、誰かがいつも決まった時間にその木に水をあげてくれても、自分はそのような行為してくれる者が嫌いで、しかも木の根元を毎日傷つけているものなら、その木は必ず長生きできないでしょう。忠言を聞き入れることを嫌悪するのは、まさに最も大変な自滅行為です。 >> 群書治要三六〇 #君道 #納諫

群書治要三六〇(2-56)

…取諫言。 【日本語訳】扁鵲は鍼灸と薬物を受け入れない病気を治療するのが出来なくて、聖賢も諫言を受け入れない君主を指摘するのが出来ません。したがって、たとえ夏桀は關龍逢を有しても夏朝は結局滅亡となってしまいました、殷紂は微子、箕子、比干の三人を有しても商朝は結局滅亡となった。明らかに管仲のような臣下がいなくても、由余のような見解のいい人がいなくても心配は要らなくて、齊桓公、秦穆公のような諫言が受け入れられるような君主がいないことを恐れます。 >> 群書治要三六〇 #君道 #納諫

群書治要三六〇(2-55)

…為聽不到正直的言論,自己就會耳目閉塞。自己耳目閉塞,阿諛的人又凡事順從自己,這就是夏、商、周三代末年的君主滅亡的原因,而他們自己卻不知道。 【日本語訳】直言の道を開いて、諫言獲得を引き寄せます。好い名声を得るためではなくて、正直な言論聞こえなくて、自ら耳も目も塞がってしまうと思ったためです。耳も目も塞がってしまえば、そのうえ、阿諛する人がすべて自分に従って、これは三代末期の滅亡に至る原因でありますが、しかし、彼らは全然気付けませんでした。 >> 群書治要三六〇 #君道 #納諫

群書治要三六〇(2-54)

54.昔高祖①納善若不及,從諫若轉圜(yuán)②。(卷十九 漢書七) 【注釈】①高祖:指西漢高祖劉邦。②圜:同「圓」。 【白話】當年漢高祖採納善言唯恐來不及,聽從諫言就好似轉動圓形之物那樣順暢迅速。 【日本語訳】昔の漢高祖は善言を受け入れるのに間に合わないことを恐れて、諫言に従うのは円形の物を転がすように順調で快速でした。 >> 群書治要三六〇 #君道 #納諫

群書治要三六〇(2-53)

…る人は鞀を揺らしてください。」これは五聲というものです。したがって、禹王はひと片食の間に七回も立ち上げて政務を処理したことがあって、忙しくてお昼過ぎでも食事を済ませませんでした。禹王は言いました。「私は世の中の賢者が町中で止まってしまうことを心配しませんが、返って、直ちに彼らの貴重な意見が聞けて、処理出来なくて、朝廷の前に滞留させてしまったりすることを恐れます。」したがって、天下の文士は次から次へと来られて、禹王の朝廷は閑静でありました。 >> 群書治要三六〇 #君道 #納諫

群書治要三六〇(2-52)

…立書寫諫言之木,殷周二朝的聖王,對待百姓的怨罵,總是洗耳恭聽,真誠接受,所以才能夠明察事理,讓別人直言不諱,廣泛聽取普通百姓的意見、全面細緻地了解民情。 【日本語訳】堯舜の時代に、朝廷で諫言太鼓を設置したり、誹謗の木を立てたりして、殷朝と周朝の聖王はいつも、百姓からの恨みと叱りをありがたく拝聴させて頂いて、真誠に受けとめたので、事理が明察出来て、他人に隠しなく直言させて、幅広く一般百姓の意見を聞き取って、全面的に細かく民情を理解しました。 >> 群書治要三六〇 #君道 #納諫

群書治要三六〇(2-51)

51.君明則臣直。古之聖王,恐不聞其過,故有敢諫之鼓①。(卷二十六 魏志下) 【注釈】①敢諫之鼓:設於朝廷供進諫者敲擊以聞的鼓。 【白話】君主聖明臣下就正直。古代聖明的君王唯恐聽不到自己的過錯,因此設立了讓進諫者敲擊以便領導者知曉的鼓。 【日本語訳】君主は聖明であれば臣下等も正直となります。古代の聖明な君主は自分の過失が聞こえない恐れがあるため、進言する人に敲かせて、指導者に知らせる太鼓を設けました。 >> 群書治要三六〇 #君道 #納諫

群書治要三六〇(2-50)

50.能容直臣,則上之失不害於下,而民之所患上聞矣。(卷四十九 傅子) 【白話】能容納正直的臣子,則君主有失誤也不會貽害百姓,而百姓的憂患君主也能聽到。 【日本語訳】正直な臣下が受け入れられれば、君主が過ちを犯しても百姓を加害することがなくて、百姓の憂患することも君主の耳に届けられるのでしょう。 >> 群書治要三六〇 #君道 #納諫

群書治要三六〇(2-49)

…るのも畏れて、臣は朝廷もうこれ以上に忠言を聞かないと分かりました。言論発表は過ちを指摘するため、処分されるものではなくて、明鏡は汚点を映してしまったため、憎まれるものではありません。若し正直に過失を記録する史官を設けるのが嫌いなら、古人を見習うべきです(史官を設けること)。若し鏡に汚点を映し出されたくないなら、鏡を見ないべきです。陛下が臣子の発言をじっくりと考えてほしくて、過失を指摘したり、汚点を反映したりする臣子を責めないでほしいです。 >> 群書治要三六〇 #君道 #納諫

群書治要三六〇(2-48)

48.仁君廣山藪(sǒu)①之大,納切直②之謀。(卷二十二 後漢書二) 【注釈】①山藪:山林與湖澤。②切直:懇切率直。 【白話】仁德的君主有著像高山、湖澤那樣大的胸懷,可以接納懇切率直的謀略。 【日本語訳】仁徳な君主は高山や湖のような大きいな胸懐をもって、懇切率直な謀略が受け入れられます。 >> 群書治要三六〇 #君道 #納諫

群書治要三六〇(2-47)

…之言,來昭示於朝廷外;恭敬地接納卑賤之人,來吸引賢士。君主不拒絕進言,未必所有的進言都採用,只是擔心拒絕無用的意見而會使有用的意見受到排斥。 【日本語訳】賢明な君主は百姓を治める時、必ず臣下から建言を求めて、朝廷の以外にもはっきり示して、卑しい人でも恭しく受け入れて、賢明な人が来られるのを引きつけます。君主は建言を断わりませんが、すべてを採用するにもいかないのですが、無用な建言を断わると、元々役に立つ意見が排斥されてしまうのを心配します。 >> 群書治要三六〇 #君道 #納諫

群書治要三六〇(2-46)

46.古之賢君,樂聞其過,故直言得至,以補其闕①。(卷四十九 傅子) 【注釈】①闕:疏漏。 【白話】古代的賢明君主,樂於聽人指出自己的過失,所以能聽到正直的話,藉以補救缺點。 【日本語訳】古代の賢明な君主は、人から自分の過失を指摘すると聞くのが好きで、正直なことが聞こえて、それで欠点を補います。 >> 群書治要三六〇 #君道 #納諫

群書治要三六〇(2-45)

…。②規矩:規和矩。校正圓形和方形的兩種工具。 【白話】想要知道物體是否平直,就一定要依靠水準器和墨繩;想知道是否方圓,就一定要依靠圓規和矩尺;君主想知道自己的過失,就一定要依靠直言之士。 【日本語訳】物体が平らか真直ぐか、どうかを知ろうとすれば、必ず水準器と墨縄に頼らなければなりません、方形か円形かと知ろうとすれば、必ず円規と定規に頼らなければなりません、君主は自分の過失を知ろうとすれば、必ず率直に建言してくれる者に頼らければなりません。 >> 群書治要三六〇 #君道 #納諫

群書治要三六〇(2-44)

…意見,就是要能夠做到無視下屬的高低貴賤,即使是奴役、童僕、放牧、養馬的人,也要能夠讓他們的意見傳達進來。 【日本語訳】君主としての肝心な決め手は、誤魔化されることを除去することです。誤魔化されない肝心な決め手は、臣下に諌言させることです。臣下に諫言させる方法は、幅広く意見を聞き取ることです。幅広く意見を聞き取るというは、臣下の高低貴賤を無視することが出来ることで、奴役や童朴や放牧や馬飼などをしている人でも、彼らの意見を届けさせることです。 >> 群書治要三六〇 #君道 #納諫

群書治要三六〇(1-51)

…而國運昌盛,夏桀、商紂因為狂妄暴虐,群臣只能唯命是從,而導致國家滅亡。」 【日本語訳】孔子は言いました。「良薬は口に入れると苦いが、病の治療にはよく利きます。正直な諫言は耳に入れると痛いが、より良い行動をする指針になれます。商の湯王も周の武王も率直な諫言を広く受け入れたために、国運の隆盛を極めました。夏の桀帝、商の紂王は狂暴な振る舞いで民を虐げたが、臣下たちがただ君主の言う通りに従うばかりであったために、国はついに滅亡してしまいました。」 >> 群書治要三六〇 #君道 #納諫

群書治要三六〇(1-50)

…折:折損;挫敗。②節:志氣、操守。 【白話】挫折正直之士的節操,切斷勸諫之臣所說的話,大臣們都知道這樣做是錯誤的,可是不敢據理力爭。天下人都對進獻諫言生戒備之心,這是一個國家最大的禍患! 【日本語訳】正直者の節操を挫けさせ、諫言を呈する臣下の言葉を遮ってしまいます。このようなことが悪いだと知りながらも、臣下たちは口を出して指摘することを恐れます。天下の人々がみな諫言するのに躊躇いを持っていれば、国としては最大の禍を抱え込んだのも同然です。 >> 群書治要三六〇 #君道 #納諫

群書治要三六〇(1-49)

…敗亂的君主,喜歡聽讚美的話。能聽到自己過失的君主,過失就會一天天消除,而福分到來;喜歡聽美言的君主,德行就會一天天受損,而災禍也就降臨了。 【日本語訳】国を栄えさせた君主は、自分の過ちを指摘してくれる言葉を聴くのが好きです。荒淫に耽る乱れた君主は、賛美の言葉を好みます。君主が自分の過ちを分かれば、その過ちは日に日に消え、代わりに福がやってきます。君主が賛美の言葉を好んでいたら、その徳は日に日にすり減らされ、ついには禍が降りかかるでしょう。 >> 群書治要三六〇 #君道 #納諫