半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(4-88)

88.天子即位,上卿進曰:「如之何憂長也?能除患則為福,不能則為賊。」授天子一策。中卿進曰:「配天而有下土者,先事慮事,先患慮患。先事慮事謂之接,接則事優成;先患慮患謂之豫,豫則禍不生;事至而後慮者後之,後之則事不舉;患至而後慮者謂之困,困則禍不可禦。」授天子二策。下卿進曰:「敬戒無怠。慶者在堂,弔者在閭。禍與福鄰,莫知其門。務哉務哉!萬民望之。」授天子三策。(卷三十八 孫卿子)

【白話】
天子登基即位。上卿進奏說:「怎麼說您所憂甚為長遠呢?能去除憂患則為有福,不能去除則為禍害。」交給天子第一道策書。中卿進奏說:「君上承天命以為天子,而有天下之國土,在事情沒來之前考慮處理事情,在憂患沒發生之前考慮治理憂患。先於事情的發生而考慮稱之為『接』,『接』就能夠讓事情圓滿完成;先於憂患的產生而考慮稱之為『豫』,『豫』則禍患不生;事情已經來臨而後考慮這是『後』了,『後』則事情不能成功;憂患已經出現而後考慮的,稱之為『困』,『困』則無法抵擋禍患的到來。」交給天子第二道策書。下卿進奏說:「時刻警戒,不要有懈怠。喜事慶賀的人還在堂上,喪事弔唁的人就已經在門口。禍福相鄰,禍福無常,不知何時進門。一定要警戒!一定要警戒!萬民的期望在您一身啊。」交給天子第三道策書。

【日本語訳】
天子が即位すると、上卿は諫めました。「憂うことは結構です。なぜなら、憂いを感じてそれを取り除けば、福は来ます。もし取り除けなければ、それこそ災いになりましょう。」中卿は諫めました。「心配事が起こる前に政事を考えて処理できたら、『接』と言って物事は円満に治められましょう。憂いが起こるか起こらないかばかり考えて躊躇っている、『豫』と言って禍は起こらないでしょう。事が起きてから考えるのは『後』と言って何事も成功できません。憂いが現実となって現れた後に考えるのは『困』と言って、禍に対して何の力もありません。」下卿は諫めました。「常に警戒を怠らないことです。禍と福は背中合わせです。必ずや警戒するように!必ずや警戒するように!民たちの期待と希望は陛下の一身にかかっています。」

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