半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(4-89)

89.人主有常不可諫者五焉:一曰廢后黜正,二曰不節情欲,三曰專愛一人,四曰寵幸佞諂,五曰驕貴外戚。廢后黜正,覆其國家者也;不節情欲,伐其性命者也;專愛一人,絕其繼嗣者也;寵幸佞諂,壅蔽忠正者也;驕貴外戚,淆亂政治者也。此為疾痛,在於膏肓;此為傾危,比於累卵者也。然而人臣破首分形所不能救止也。(卷四十五 仲長子昌言)

【白話】
君主常在五個方面不容易接受勸諫:一是廢黜皇后、廢除太子,二是不節制情欲,三是專寵一個妃嬪,四是寵愛奸佞諂媚的人,五是放縱、看重外戚。廢黜皇后、廢除太子,可使國家傾覆;不節制情欲,危害君主性命;專寵一人,就會斷絕後代;寵信諂諛奸佞之徒,就會阻塞忠心正直的人進言的路;放縱、重用外戚,就會淆亂國家政治。這些是疾痛,使國家病入膏肓,無可挽救;使國勢不安,有滅亡的危險,像堆累的蛋,隨時有跌破的可能。即使臣子們肝腦塗地,也難拯救。

【日本語訳】
君主は五つのことについての諫言をなかなか受け入れられません。一つ目は皇后や太子を罷免すること。二つ目は情欲を制御すること。三つ目は特定した妃を寵愛すること。四つ目は媚び諂う者を寵愛すること。五つ目は放蕩し、外戚を重用することです。皇后や太子を罷免すると、国は傾いてしまいます。情欲を制御しないと、君主の命は危機にさらされます。特定した妃を寵愛すると、世継ぎの断絶に繋がりません。また、媚び諂う物を寵愛するのは忠に厚い正直者の道を絶たせて、国の政治を混乱に陥れてしまいます。これらのことは、まさに国を病に追いやる疾患で、たとえ臣下たちが懸命に尽くしていても、挽回するのは難しいでしょう。

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