半懂

印光法师文钞

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群書治要三六〇(4-89)

…寵愛すること。四つ目は媚び諂う者を寵愛すること。五つ目は放蕩し、外戚を重用することです。皇后や太子を罷免すると、国は傾いてしまいます。情欲を制御しないと、君主の命は危機にさらされます。特定した妃を寵愛すると、世継ぎの断絶に繋がりません。また、媚び諂う物を寵愛するのは忠に厚い正直者の道を絶たせて、国の政治を混乱に陥れてしまいます。これらのことは、まさに国を病に追いやる疾患で、たとえ臣下たちが懸命に尽くしていても、挽回するのは難しいでしょう。 >> 群書治要三六〇 #臣術 #勸諫

群書治要三六〇(4-88)

…』と言って物事は円満に治められましょう。憂いが起こるか起こらないかばかり考えて躊躇っている、『豫』と言って禍は起こらないでしょう。事が起きてから考えるのは『後』と言って何事も成功できません。憂いが現実となって現れた後に考えるのは『困』と言って、禍に対して何の力もありません。」下卿は諫めました。「常に警戒を怠らないことです。禍と福は背中合わせです。必ずや警戒するように!必ずや警戒するように!民たちの期待と希望は陛下の一身にかかっています。」 >> 群書治要三六〇 #臣術 #勸諫

群書治要三六〇(4-87)

…ました。ちょうど謁見しに参内した弦章に景公は胸の内を打ち明けると、弦章は慰めました。「これも全て臣下たちに知恵と勇気がないせいでしょう。君主のお怒りを買ってしまうことを恐れて、だれも面と向かって諫めず、みんな同じことしか言わないようになってしまい、君主の好き嫌いばかりに迎合してしまうのです。虫の身体は食べた葉っぱの色に変色してしまうと聞きます。君主はやなり媚び諂う者の言葉を好むものでしょう。」景公は言いました。「よくぞ言ってくれました。」 >> 群書治要三六〇 #臣術 #勸諫

群書治要三六〇(4-86)

…いを責めました。「おまえには三つの罪があります。一つ目は、君主の馬を死なせてしまったこと、死罪にあたります。二つ目は、君主の最愛の馬を死なせてしまったことで、死罪にあたります。三つ目は、おまえのせいで、君主は病死した馬のせいで人殺しになることです。君主はこのことを聞きつけた民たちから恨まれ、諸侯から軽蔑されましょう。よって死罪にあたります。獄吏に渡してその罪を裁いてもらうべきです。」景公は嘆きました。「もう馬飼いを赦免にしてやりなさい。」 >> 群書治要三六〇 #臣術 #勸諫

群書治要三六〇(4-85)

…禍及自身了。我已經年邁,不能久事君王,不能幫助君上,君王的行為若不能改正,我就持守節操,直到離開這個世界。 【日本語訳】今や君主の政事は敵に対してのそれと同じく、また善行を見れば避けてしまいます。政事を邪魔して善良な者に危害を加えるようでは、必ず民心は離れていきます。残虐な行いもいずれはご自身に還ってしまいましょう。わたしはもう年を取ったので、君主をこれ以上助けることはできないが、せめてこの世を離れるまで、節操は守りたいと思っております。 >> 群書治要三六〇 #臣術 #勸諫

群書治要三六〇(4-84)

…很難嗎?」 【日本語訳】斉の景公は川辺で景色を楽しみながら、嘆きました。「もし国を長く維持して、子孫たちに伝えることができたら、どんなに喜ばしいことでしょう。」晏子は答えました。「賢明な君主はいい加減になれるものではなく、民も訳もなしに付き従ってくるものではありません。あなたが誤った執政をしたせいで、国中は混乱しました。また、不正に働いて、民を長い間見捨ててもいたのです。それなのに、国を維持しようと仰るなんて、難しいのではありませんか?」 >> 群書治要三六〇 #臣術 #勸諫

群書治要三六〇(4-83)

…きな権力を有していながら、公務を心にかけない者たち。天下の人々は彼らを真似るので、世の中は廃退していきました。裴頠は『崇有論』という書を著して、このような弊害を説明しました。人々は裴頠の言葉こそ国に有利だと知りながらも、だれも革新できませんでした。官員たちは本職の仕事をしないことを清廉にして高潔の行いだと思い込んでいました。その後、反乱が起こった時、裴頠も張華も同時に殺されてしまい、朝廷は大いに乱れたので、人々は二人を大変懐かしみました。 >> 群書治要三六〇 #臣術 #勸諫

群書治要三六〇(4-82)

…聰慧早熟的儀表和氣度,而今卻有未成年的孩子陪讀的聲音,這不合乎光大道德教化的根本道理啊!」 【日本語訳】裴頠、字は逸民、河東郡の者でありました。尚書左僕射侍中にまで上り詰めました。臣下たちの息子が東宮で太子に仕えていると、裴頠は諫めました。「東宮とは未来の君主を育てるための場所なので、高い徳性と賢明な者を任用すべきです。臣下たちの息子はまだ未成年で幼く、人としての道理も処世の節操も分かっておりません。これでは道徳教化の根本に合いません!」 >> 群書治要三六〇 #臣術 #勸諫

群書治要三六〇(4-81)

…たことがあるが、子産は喜びませんでした。夏朝の時も、宮廷に龍が現れて、その涎を占い師は箱に隠したが、周の幽王が箱を開けると、流れ出た涎のせいで国は滅亡しました。以前の典籍を調べましたが、竜の降臨を祝う儀式が行われた前例はありませんでした。」武帝は命を出しました。「政事も徳行もまだまだなのに、このような吉兆を受ける資格は朕にはありません。劉毅の進言をよく読んだが、実に驚いて恐ろしく感じました。祝典は経典に従い、慎重にしなければなりません。」 >> 群書治要三六〇 #臣術 #勸諫

群書治要三六〇(4-80)

…。他說:「唉!上天難信,因為天命無常。君王如果能常此不懈地修德,就能使自己的地位安定。如果不經常修德,國家也會因此滅亡。」 【日本語訳】伊尹は政権をかつて、自分によって追放された国君である太甲に返した後、故郷に戻ろうとしたので、最後に国君の太乙にこのような言葉を残しました。「ああ。天とは信じがたいものです。何故なら、天命は無常です。君主が徳を積むように常に修行を怠らなければ、その地位は安定します。そうでなければ、国家は滅亡するでしょう。」 >> 群書治要三六〇 #臣術 #勸諫

群書治要三六〇(3-88)

…啊!不要說上天高高在上,上天運行日月,行使自己的職責,明察一切,天天監視著我們。 【日本語訳】「敬之」という詩は、間もなく即位する周の成王に対して、群臣が励ましとして進呈した忠言です。(その励ましの内容とは、)「慎みなさい。慎みなさい。天の目はあれほどに明るいものです。天命を保ち続けるのは簡単なことではありません!空は高いからと言って、油断してはなりません。天は月日の運行を司り、その責務をもって全てを明察し、私たちを見張っているのです。」 >> 群書治要三六〇 #臣術 #勸諫

群書治要三六〇(3-87)

87.子路問事君。子曰:「勿欺,而犯之。」(卷九 論語) 【白話】子路問事奉君王之道。孔子說:「必須不欺瞞君王,當君王有不對的地方,也要犯顏諫諍。」 【日本語訳】子路が君主に仕える方法について尋ねました。孔子は答えました。「君主を欺いてはいけません。君主に間違ったところがあると、たとえお怒りを買うことになっても、諌めることを辞してはいけません。」 >> 群書治要三六〇 #臣術 #勸諫

群書治要三六〇(3-86)

…【日本語訳】『易経』にありました。「王室を正そうと志している臣下は自分のためではなく、真直ぐで曲げることのない性格をしているからです。」臣下が真直ぐで曲げたりせずに、危険があると知りながらも君主を諌めるのは、自分のためではありません。君主の過ちを正したいからです。君主に過ちがあると、危険な滅亡が芽生えてしまいます。君主の過ちを見ていながら諌めないのは、君主の滅亡の危機を軽視しています。君主の滅亡の危機を軽視するのは、忠臣の心が忍びません。 >> 群書治要三六〇 #臣術 #勸諫

群書治要三六〇(3-85)

…】諫諍,就是為了讓君主進入正確的治國之道,矯正邪枉、改正缺點,挽救君主的謬誤。如果君主有謬誤之處而沒有人去糾正,就會危害國事;危害國事,就會使國家步入危途。 【日本語訳】諌めることは、君主が正しい治国の道に入れるようにするためです。邪や度をすぎてしまったことを正し、欠点を直させて君主の過ちを挽回するのです。も君主に過ちがあるのに誰も正さなかったら、国事に害が及んでしまいます。国事に害が及んでしまうと、国家は危険な道を辿ってしまいましょう。 >> 群書治要三六〇 #臣術 #勸諫

群書治要三六〇(2-83)

…七 政要論) 【白話】如果假借一些事物來進行委婉的勸諫,言辭隱微不顯而不能夠切中要害,不能切中要害,就很難改正錯誤。只有不畏強凌弱、直言地勸諫,才能補救君主的過失。 【日本語訳】もし幾つかの事物に事よせて婉曲に諫争と勧告を進めると、言辞が隠微且つ曖昧で急所を外れてしまいます。急所を外れてしまったら、誤りを正しにくいです。強者を恐れなかったり、弱者をいじめなかったりして、正直に諫争したり、勧告したりして君主の過ちを補うことがしかできません。 >> 群書治要三六〇 #臣術 #勸諫

群書治要三六〇(2-82)

…父母的孩子。」 【日本語訳】それ故に孔子は言いました。「君主が危険な目に合ってしまっても護持しなかったり、君主が転がりそうになっても支えなかったりする臣子なんかは、なぜ、君主が彼を必要としなければなりませんか。したがって、お父さんの言いなり息子は本当の親孝行ではありません、君主の言いなり臣子は本当の忠ではありません。したがって、国家が繁盛するのに、直言を諫言するのが出来る大臣に頼ります、家庭が繁盛するのに、親に諫言出来る子供に頼ります。」 >> 群書治要三六〇 #臣術 #勸諫

群書治要三六〇(2-81)

…,固諫則身殆。賢人君子,不忍觀上之危,而不愛①身之殆。(卷四十七 政要論) 【注釈】①愛:吝惜,捨不得。 【白話】臣子不能諫諍,君主就會有危險;堅持進諫,臣子自己就會有危險。真正的賢人君子,不忍心看到自己的君主處於危險之中,因而不顧自身的危亡。 【和訳】臣子は諫争出来ないと君主が危なくなります。進言にこだわると臣子自身が危なくなります。本当の賢人君子は自分の君主が危険の中に陥っているに堪えられなくて、自身の死亡の危険も無視してしまいます。 >> 群書治要三六〇 #臣術 #勸諫

群書治要三六〇(2-80)

80.臣,治煩去惑者也。是以伏死①而爭②。(卷五 春秋左氏傳中) 【注釈】①伏死:甘願捨棄生命。②爭:通「諍」。諍諫。 【白話】臣下,是為國君整治繁亂和解除迷惑的人。因此要冒死去諫諍規勸。 【日本語訳】臣下は、国君に混乱を抑えたり、困惑を解除したりして輔佐する人です、したがって、死を物ともしなくて諫争したり、勧告したりすべきです。 >> 群書治要三六〇 #臣術 #勸諫

群書治要三六〇(1-66)

…色就說話,這是不懂言語分寸,猶如盲人說話不看對方,大為失禮,所以也是過失。」 【日本語訳】孔子は言いました。「君子に奉仕する時に、犯しやすい過ちは三つあります。適宜な時機よりも早く喋ってしまうのは、落ち着きのなさを表しています。時機が来たのに喋らなかったのは、隠蔽の過ちを犯しています。君子の顔色を伺わずに喋ってしまうのは、節度の分からない者です。まるで目の見えない者が相手を見ずに喋っているようで、大変な失礼であるために、過ちと言えます。」 >> 群書治要三六〇 #臣術 #勸諫

群書治要三六〇(1-65)

…救為次等,告誡是下策。 【日本語訳】臣下として忠誠を尽くすには、三つの方法があります。一つは、予防することです。もう一つは、補うことです。最後の一つは、戒めることです。過ちが起こる前に阻止できたら、「予防」と言えます。起きたばかりの過ちをこれ以上進行するのをやめられれば、「補った」と言えます。過ちがすでに既成事実になったが、正直にそれを指摘し、正すことができれば、「戒めた」と言えます。予防は最もたる上策で、補うはその次、戒めるは下策です。 >> 群書治要三六〇 #臣術 #勸諫