半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(4-91)

91.〈卷耳〉,后妃之志也。又當輔佐君子,求賢審官。知臣下之勤勞,內有進賢之志,而無險詖私謁之心,朝夕思念,至於憂勤。采采卷耳,不盈傾筐。嗟我懷人,寘彼周行。(卷三 詩・周南)

【白話】
〈卷耳〉是反映天子之妻志向的詩篇。后妃之志希望輔助君王,求取賢良,慎選官員。了解臣下的勤苦與功績,心裡只有向君王選薦賢人的志願,而沒有絲毫偏頗、謀私的邪念。為此朝夕思慮,以至於整日憂勞不斷。滿山遍野的卷耳,只採了一點點嫩葉在傾筐。我盼望那些賢人啊,都能被安排在朝廷中恰當的職位上。(卷耳這種植物,開花以後嫩葉就不長了,所以后妃來採時,發現滿山遍野的卷耳卻只採到一點點嫩葉,連傾筐這種易盈之器都沒裝滿。這使她想到國家之事:古之聖王,乃天下百姓之主,可是,能輔佐聖王的賢臣,畢竟還是少數啊!「采采卷耳」象徵天下百姓,而卷耳的嫩葉象徵著賢人或賢臣,這說明了后妃心憂國事,「朝夕思念,至於憂勤」。)

【日本語訳】
『巻耳』は天子の妻の心得を反映した詩であり、基本的には「關雎」と同じ趣旨とされます。(巻耳という植物は花が咲くと、もう若葉は出なくなってしまいます。そのため、巻耳を採りに来た皇后と妃は、山中に巻耳が生えているのに、ほんのわずかな若葉しか採れないことから、聖王を補佐できる賢明な臣下はやはり少なかったと思いました。山のいたるところに生えた巻耳は天下の民を、その若葉は賢人たちを象徴していました。このことは皇后らがいかに国事のことを気にかけて、朝から晩まで心配していたかを説明しています)。

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