半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(4-121)

121.管仲朝,公曰:「寡人願聞國君之信。」對曰:「民愛之,鄰國親之,天下信之。此國君之信。」公曰:「善。請問信安始而可?」對曰:「始於為身,中於為國,成於為天下。」公曰:「請問為身?」對曰:「道血氣,以求長年、長心、長德,此為身也。遠舉賢人,慈愛百姓,此為國也。法行而不苛,刑廉而不赦,此為天下也。」(卷三十二 管子・中匡)

【白話】
管仲上朝時,齊桓公管仲說:「我希望能聽到如何表現才算是一個有誠信的君王?」管仲回答說:「人民愛戴他,鄰近的國家願意親近他,天下百姓皆願意信任他。能做到如此,就是一個有誠信的君王。」齊桓公回答:「說得很好。請問建立誠信要如何開始才可以呢?」管仲回答說:「由自身做起,中程階段在於為國家,最後成就於為天下百姓。」齊桓公管仲說:「請問如何從自身做起?」管仲回答說:「疏導血液精氣來追求長壽、保持心情的平穩、保持良好的德性,這就是從自身做起。推舉四方的賢能人才,仁慈愛護百姓,這就是為國家。法治推行卻不苛刻,刑罰簡要卻不任意特赦亂章法,這就是為天下百姓建立福祉。」

【日本語訳】
管仲が朝堂に上がった時、齊桓公管仲に言いました。「どうすれば誠信のある君主と言えますか?」管仲は答えました。「民から愛され、近隣諸国からも親しまれて、天下の民から信頼される者は、誠信のある君主と言えます。」齊桓公は言いました。「よく言ってくれました。では、誠信はどのようにして築けるものでしょうか?」管仲は答えました。「自身から始めるのがよろしいでしょう。そして国のために、最終的には天下の人々のために仕事をするのです。」齊桓公管仲に尋ねました。「自身から始めるとは?」管仲は答えました。「健康で心の穏やかさ、よい徳性を保つことこそ、自身から始められることです。四方の有能な賢人を推挙して、慈悲な心で民を愛護することこそ、国のためにできることです。法治を押し広めるが、厳しくなりすぎることがないようにするのが、天下の人々のためにできる仕事です。」

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