半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(4-124)

124.待目而照見,待言而使令,其於以治,難矣!皋陶喑而為大理,天下無虐刑;師曠瞽而為大宰,晉國無亂政。不言之令,不視之見,聖人所以為師也。民之化上,不從其言,從其所行也。故人君好勇而國家多難,人君好色而國多昏亂。(卷三十五 文子・精誠)

【白話】
等到眼睛看到才明白,等到言語發出才開始下達命令,這樣的作為,要使天下安定,是困難的。皋陶嗓啞不能出聲,卻能擔任評判是非善惡的大理官,而天下沒有暴虐的刑罰;師曠雙眼失明卻能成為太宰,而晉國從此沒有混亂的政局。不需言語表達的政令,不需眼睛觀看就能明察秋毫,這是聖人之所以能成為世人效法的緣故。人民受上位執政者的感化,不是依循他們的言教,而是遵循他們的身教。因此君王偏愛勇武,那國家勢必多災多難;如果君王喜好美色,那國家勢必眾多紛亂。

【日本語訳】
目に見えないと分からなく、言葉にしないと命を発せないようでは、天下を安定させるのは難しいことでしょう。皋陶は声を出せなかったが、是非と善悪を判断する大理官になれて、天下から残虐な刑罰を取り除きました。師曠は両目が見えないが、太宰になって晉國の混乱な政局を安定させました。言葉に頼らない政令、目に頼らない観察力こそ、聖人が世の中から見習われる故です。民が執政する者の感化を受けるのは、言葉ではなく、普段の行いからでした。そのため、君主が戦や色恋ばかりに耽っているのならば、国は大変な禍に見舞われましょう。

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