半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(4-147)

147.知其雄,守其雌,為天下谿。為天下谿,常德不離。知其白,守其黑,為天下式。為天下式,常德不忒。(卷三十四 老子・道經)

【白話】
一個人位居尊貴顯要的地位,且具備雄才大略的條件,卻能夠謙恭禮遇天下人,天下人就會歸順他,就像水流匯入溪谷一樣。一個人能夠虛懷若谷,禮賢下士,則德常在,不再離己。一個人對於事實真相都清楚明白,卻能夠若無其事看待它,不與人爭,大智若愚,能如此,可以作為天下的榜樣。一個人能為天下的榜樣,則德常在於己,不再差錯。

【日本語訳】
尊い地位にいて、素晴らしい才能も謀略も持っていながら、天下の人々に対しても恭しく礼遇することができれば、天下の人々は水が渓谷に流れていくようにこの者に付き従っていきます。広い心で有能な臣下たちを礼遇することができれば、徳はいつもその者の中にあって、二度と離れません。物事の真相を明白に分かっていながら、何事もないかのように静観し、人と争わないようすることのできる者は、愚かであるように見えながら、実は最も大きな知恵を持っています。このような者は、天下にとっての手本になりましょう。その徳は常に己の中にあって、二度と過ちを犯すことはありません。

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