半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(4-148)

148.前識者,道之華,而愚之始也。是以大丈夫處其厚,不處其薄;處其實,不處其華。(卷三十四 老子・德經)

【白話】
自認為是先知先覺,事事只靠自己一點聰明而行事的人,棄樸失真、違背道德,這是大道的末流,愚昧的根源。因此得道的大丈夫立身處世以忠信為主,而不處身違道,為世煩亂;以守真返樸為本,以守道為務,而不居於浮華,不誇耀自己的聰明才智。

【日本語訳】
自分は先知だと思い込み、何事も自分のずる賢さでやってきた者は、素朴さを捨てて真心を失い、道徳をも悖るようになってしまいますが、これぞ愚かさの根源です。そのため、道が分かるますらおは忠信を立身の元とし、道に違えることや世の中を混乱させるようなことをしません。ますらおは真心と素朴さを根本にして、道を守ることを己の責務とします。浮ついたことに惹かれず、自分の聡明さと才智を見せびらかすこともありません。

>> 群書治要三六〇 #貴德 #謙虚