半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(4-172)

172.文王在酆,召太公曰:「商王罪殺不辜,汝尚助余憂民。今我何如?」太公曰:「王其脩身,下賢,惠民,以觀天道。天道無殃不可以先唱,人道無災不可以先謀。必見天殃,又見人災,乃可以謀。」(卷三十一 六韜・武韜)

【白話】
文王在酆邑召見太公,對他說:「商紂王殘酷殺害無辜人民,您當幫助我,關心天下百姓之苦,現在我該怎麼做呢?」太公說:「君王應當先修養自身的德行,以謙卑尊重的心對待賢德之人,施恩給老百姓,以鑑察天意。若上天還未降災禍給殷商時,不可率先倡導征伐;人事上還未出現禍亂時,不可先行謀劃起事。必待見到天殃及人禍,才得策劃行動。」

【日本語訳】
文王は酆邑で太公を呼び寄せて言いました。「商の紂王は残虐にも罪のない民を殺害しています。どうか天下の人々を苦しみから解放するように、私を助けてください。私はどうすればよろしいでしょうか?」太公は言いました。「君主とはまず自身の徳行を治めるべきです。謙遜な気持ちで徳のある賢人を尊重し、民には恩恵を与えて、天意を察するのです。もし天が殷商に禍を降り注いでいないのであれば、率先して討伐の声を上げてはなりません。人事で何か禍が起きるより先に計画して事を起こしてはなりません。必ずや人に及ぼすような禍が天から下さるのを待ってから、計画して行動に移すのです。」

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