半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(4-175)

175.天下不患無臣,患無君以使人;天下不患無財,患無人以分之。故知時者,可立以為長;無私者,可置以為政;審於時而察於用,而能備官者,可奉以為君也。(卷三十二 管子・牧民)

【白話】
天下不怕沒有良臣,只怕沒有明君去任用他們;天下不怕沒有財貨,只怕沒有賢德的人去分配它們。因此,知時務的人,可以立為長官;公正無私的人,可以安排他們治理國家事務;通曉天下時勢,懂得國家財用,又能知人善任的人,可以奉為國君。

【日本語訳】
天下に良い臣下がいないことは心配していませんが、良い臣下たちを任用する明君がいないことだけが心配です。天下に財貨がないことは心配していませんが、それらの財貨を分けて配られる徳のある賢人がいないことだけが心配です。そのために、時勢と責務の分かる者を長官として任用します。公正にして無私の者を国家の事務に携われるようにします。天下の時勢に詳しく、国家の経済が分かり、また人を見る目のある者は国君として迎えます。

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