半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(4-185)

185.今有土之君,皆處欲安,動欲威,戰欲勝,守欲固。大者欲王天下,小者欲霸諸侯,而不務得人。是以小者兵挫而地削,大者身死而國亡。故曰:「人不可不務也。」此天下之極也。(卷三十二 管子・五輔)

【白話】
現在擁有國土的君主,都希望閑居時能安定,行動時有威嚴,作戰能獲勝,防守能堅固。實力強大的想稱王天下,實力小一點的想稱霸諸侯,但是他們卻不致力於得到人心。因此,他們小則兵敗地削,大則身死國亡。所以說:「人心不可不注重」,這是天下最重要的問題。

【日本語訳】
今、国土を有している君主はみな、普段は国の安定を望み、何か動きがあると威厳のあるようにふるまい、戦になると勝利を欲し、守りを固めたいものです。高い実力を有する者は王となって天下を取りたいし、それほどの実力がない者でも諸侯の覇者になろうと目論んでいます。しかしながら、彼らは人の心を得ようとしないのです。そのため、損傷の小さいものは戦に負けて領土の一部を取られ、損傷の大きいものは国が滅亡して自分も亡くなりました。そのため、「人の心を重視しなければなりません」とは、天下で最も大事なことです。

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