半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(4-215)

215.「夫肥遁窮谷之賢,汩泥揚波之士,雖抗志於玄霄之表,潛默於幽岫之裡,貪屈高尚之道,以隆協讚之美,使惠風流於天下,膏澤被於萬物。孰與獨足山水,棲遲丘壑,殉匹夫之潔,而忘兼濟之大?古人不借賢於曩代,朕所以虛想於今日。內外百官,剖符親民,各勤所司,使善無不達,惡無不聞。退食自公,平情以道,令詩人無素餐之刺,而吾獲虛心之求,豈不善哉!其各宣攝,知朕意焉。」(卷二十九 晉書上・紀)

【白話】
「至於那些隱居深谷的賢者,和光同塵的志士,雖然力守其高尚志節於雲天之外,潛藏沉默於深山之中,朕(東晉簡文帝司馬昱)希望他們能夠委屈所持的高尚之道,前來輔佐協助朝政,使德政之美興盛,使朕的仁政流布天下,朝廷恩澤普施萬物。這樣比起自己獨步山水之間,游息隱居於山陵溪谷之中,為了追求一個人的清白節操,而忘了惠利天下蒼生的大義,豈不是更好?古人不會藉前代的賢人(來治國),朕因而掛念當今天下的賢臣。朝廷內外各級官員,既得以授官就應親民愛民,各自勤勉做好本職工作,使善德沒有不暢達,惡行沒有不昭彰。臣子能夠做到操守廉潔,依從道義而秉公辦事,從而使詩人筆下不再有官員白吃俸祿的諷刺之詞,也使朕得以開闢一直嚮往的治世,這難道不是很好的事嗎?請各位宣講朕的詔諭並加以輔助,使天下人了解朕的心意啊!」

【日本語訳】
「山奥に隠居している賢者や志士たちは気高い志を守るために、はるか遠い山の奥に身を隠されているのでしょうが、朕(東晉の簡文帝である司馬昱)はあえてその気高い志を曲げるように、彼らにお願いしたいです。朝廷を助け、徳政が立派に盛んになるように補佐してくれるようにお願いしたいのです。朕の仁政が天下に普及すれば、朝廷の恩恵は万物にまで広まります。潔白な節操を追い求めて一人きり山々を渡り歩き、山稜渓谷の中で隠居するよりは、天下の蒼生に利をもたらせるような大義の方がより良いのではありませんか?古人は前の朝廷の賢人から力を借りて国を治めません。朕が必要と考えているのもこの時代に生きる賢人の皆様です。朝廷の内外や階級を問わずに、各級の官員は官職についているのならば、民に親しみ、民を愛すべきです。それぞれに領分の仕事を勤めて完成し、善徳を広めて悪行を懲らしめるものです。また、清廉な態度で道義に従って仕事ができれば、詩人も官人の怠惰や賄賂を二度と風刺しないでしょうし、朕もずっと憧れていた治世を始められるのです。どうか天下の人々には朕の気持ちを分かってほしいです!

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