半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(4-233)

233.淳于人納女於景公,生孺子荼,景公愛之。諸臣謀欲廢公子陽生而立荼。公以告晏子晏子:「不可。夫以賤匹貴,國之害也;置子立少,亂之本也。夫陽生長而國人戴之,君其勿易。夫服位有等,故賤不陵貴;立子有禮,故孽不亂宗。廢長立少,不可以教下;尊孽卑宗,不可以利所愛。長少無等,宗孽無別,是設賊樹姦之本也。君其圖之。」(卷三十三 晏子・諫上)

【白話】
淳于國的人獻美女給景公,不久生下孺子荼,景公很喜歡他。許多大臣便謀劃廢掉長子陽生,立荼為太子。景公將此事告知晏子晏子說:「不可!荼地位低賤,陽生地位尊貴,以賤庶當嫡貴,是國家的禍患;廢太子而立幼子,是混亂的根源。陽生年長且全國人民擁戴他,您還是不要改換太子吧!人的地位職務有等級,所以地位低賤者不可超越地位尊貴者;立太子也有禮法,所以妾子不可干擾嫡長子。若廢長立幼,便不能教育下屬;尊奉妾子而貶低嫡長子,不利於兄弟的親愛,對所寵愛的孩子也不利。年齡長幼沒有等次之分,嫡長子同妾子沒有區別,這是留下災害、種下禍亂的根源。您可要認真考慮!」

【日本語訳】
淳于国は景公に美女を献上し、間もなく荼という子どもが生まれて、景公から大変可愛がられました。多くの大臣は嫡子の陽生の代わりに荼を太子にしようと企みました。景公がこのことを晏子に告げると、晏子は言いました。「いけません!荼の地位は低くて賤しく、陽生の地位は尊いものです。卑しい庶子尊い嫡男にすれば、国の禍になってしまいます。太子を廃して幼子を跡継ぎにすると、混乱の根源になってしまいます。陽生は年上で国中の民から擁護されており、どうかお考えを改めるように!人の地位と職務には階級があり、越えてはいけません。太子を決めるにも礼法があり、もし守らなければ、臣下たちを教育できなくなってしまいます。兄弟を仲たがいにして、殿が可愛がっているご子息にも不利です。年齢や身分に区分けがなくなってしまうと、禍の種になってしまいます。どうか真面目にお考えくださいませ!」

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