半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(4-234)

234.「古之明君,非不知繁樂也,以為樂淫則哀;非不知立愛也,以為義失而憂。是故制樂以節,立子以道。若夫持讒諛以事君者,不足以責信。今君用讒人之謀,亂夫之言,廢長立少,臣恐後人之有因君之過,以資其邪;廢少而立長,以成其利者。君其圖之。」公不聽。景公没,田氏殺荼立陽生,殺陽生立簡公,殺簡公而取齊國。(卷三十三 晏子・諫上)

【白話】
(承上則,晏子說):「歷代的英明君主,並非不懂得盡情享樂,而是認為沉溺於情欲享樂就會樂極生悲;並非不知道成就其所愛,而是認為喪失了道義就會出現憂患。所以要遏制享樂而應有所節度,立太子時也應依從禮法。至於那些用讒言、阿諛來侍奉君主的人,是不可以信任的。如今您若採納讒者的謀劃,聽信奸邪無道者的言論,從而廢長子立幼子,我恐怕以後有人會利用君上的過錯,來助長他的邪惡;透過廢幼子而立長子,來實現他們的利益。君上可要認真考慮!」景公不聽。死後不久,田氏殺死國君荼,立陽生為國君;後來又殺死陽生,立簡公為國君;再來殺死簡公,最後奪取齊國政權。

【日本語訳】
(前項を引き継いで、晏子は言いました。)「歴代の英明な君主は楽しむことを分からないのではなく、楽しみにばかり耽っていると悲しい悲劇が起きてしまうと思っているものでした。また、愛している者を可愛がっていないわけではないが、道義に悖ると心配事が出来てしまうとも彼らは思いました。そのため、享楽するにも節度を忘れず、太子を決める時も礼法に従っていました。讒言や媚び諂いで君主に仕える者を信用してはなりません。もしあやつらの言葉を聞き入れて嫡子を取りやめ幼子を太子にしてしまうと、このような過ちを利用して邪悪な企みを増長しようとする輩が出てくるかもしれません。どうかお考えくださいませ!」しかしながら、景公はその言葉に耳を傾けませんでした。景公が亡くなって間もなく、田氏は国君の荼を殺害し、陽生を国君にしました。それから、また陽生を殺し、簡公を国君とするも、最終的には簡公をも殺し、斉国の政権を奪い取りました。

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