半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(4-248)

248.「夫武王,聖主也;成王,賢嗣也。然武王不恃成王之賢,而廣封建者,慮經無窮也。且善言今者,必有以驗之於古。唐虞以前,書文殘缺,其事難詳。至於三代,則並建明德,及舉王之顯親,開國承家,以藩屏帝室,延祚久長,近者五六百歲,遠者延將千載。」(卷三十 晉書下・傳)

【白話】
(劉頌):「周武王是一位聖明的君主,周成王是一位賢明的繼承者,可是武王不倚仗成王的賢明,仍然大量封立諸侯國,就是因為他考慮到國家的長治久安。再說,善於談論當前情形的人,必然是從古人的做法中求得了驗證。唐堯、虞舜以前,文獻殘缺,那時候的事難以詳知。至於夏、商、周這三代,帝王們都樹立美好的德行,同時又選用王室顯貴,建立諸侯國以繼承國家大業,來捍衛中央朝廷的安定,從而國運長久,短的有五六百年,長的將近千年。」

【日本語訳】
(劉頌は言いました。)「周の武王は聖明な君主であり、周の成王は賢明な後継者でしたが、武王は成王の賢明さを頼らずに、やはり多くの諸侯国を作りました。何故なら、武王は国家の長期にわたる安定を考えていたのです。また、今の情勢を論ずるのに長けている者は、必ず古人のやり方から検証を得ています。唐堯や虞舜以前の文献はあまり残っていないので、その時のことをうかがい知るのは難しいです。しかしながら、夏、商、周これら三つの王朝は、帝王たちが立派な徳行を打ち立てながら、王室の中の素晴らしい人材で諸侯国を作り、国家の大いなる事業を引き継がせて、中央である朝廷の安定を守りました。だからこそ、その国運は長く続き、短いものは五、六百年であり、長いものは千年近く続きました。」

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