半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(4-253)

253.武王問太公曰:「將何以為威?何以為明?何以為禁止而令行?」太公曰:「以誅大為威,以賞小為明,以罰審為禁止而令行。故殺一人而三軍振者殺之,賞一人而萬人說者賞之,故殺貴大,賞貴小。殺及貴重當路之臣,是刑上極也;賞及牛馬厮養,是賞下通也。刑上極,賞下通,是將威之所行也。」(卷三十一 六韜・龍韜)

【白話】
周武王問姜太公說:「將軍用什麼來樹立威信?用什麼來體現明察?用什麼來做到有禁則止,有令即行?」姜太公回答:「將軍透過誅殺地位高的人來樹立威信,透過獎賞地位低下的人來體現明察,透過慎重、嚴明的懲罰來做到有禁必止,有令必行。因此殺一人能使全軍震懼的,就應將他殺掉;賞一人能使萬人喜悅的,就應給予獎賞。所以誅殺貴在誅殺地位高的人,獎賞重在獎賞地位低下的人。誅殺那些位高執掌大權之臣,是刑法施行到最上層;獎賞牧牛養馬,供使役的士卒,則是賞賜通行於基層。刑罰能施及於上層權貴,獎賞能通行於基層士卒,這是將軍威嚴之所在。」

【日本語訳】
周の武王は姜太公に尋ねました。「将軍は何をもって威信を打ち立てられるのでしょうか。どのようにすれば明察できましょうか。どのようにすれば人々をその命令通りに動かせるのでしょうか?」姜太公は答えました。「将軍は地位の高い者を殺して威信を打ち立て、地位の低い者を礼遇することによって明察できることを示しています。慎重かつ厳しく、明白に懲罰を与えることによって人々を命令通りに動かせているのです。一人だけ殺して、軍団全体を震え上がらせれば、その者を殺しなさい。一人だけに褒美を与えて、万人が喜ぶのであれば、その者に褒美を与えなさい。地位の高い大臣を殺すのは、彼らが大いなる権力をもっており、刑法は最上層の者にまでも及ぼすことを示すためです。兵士に牛や馬を与えるのは、褒美は底辺にまでも届くことを示すためです。これこそ将軍に威厳があるゆえんです。」

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