半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(4-258)

258.善與者,用約而為德;善取者,入多而無怨。故聖人因民之所善以勸善,因民之所憎以禁姦。賞一人而天下趣之,罰一人而天下畏之。至賞不費,至刑不濫。聖人守約而治廣,此之謂也。(卷三十五 文子・上義)

【白話】
善於給予的人,給予的並不多卻能使人感激其恩德;善於獲取的人,收益雖多卻不會讓人抱怨。所以聖人根據百姓的喜好來勸勉百姓行善,根據百姓的憎惡來禁止奸邪。獎賞一人,天下人都會爭著做善事;處罰一人,天下人都會畏懼做壞事。最好的獎賞恰到好處,沒有不必要的花費;最完善的刑罰恰到好處,沒有濫用。聖人持守簡約但治理功效卻很大,說的就是這種情況。

【日本語訳】
与えるのが上手い人は、多く与えられなくても人から感謝されます。貰い受けるのが上手い人は、たくさん貰い受けても人から文句を言われません。そのため、聖人は民の好みに合わせて民に良きことをするように薦め、悪い事をしないように禁止します。一人に褒美を与えると、天下の人々は我先に良きことをしようとします。一人を罰すると、天下の人々は悪いことをすることを恐れるようになります。最も素晴らしい奨励も刑罰も、その塩梅がちょうどよければ、無駄な出費も乱用の問題もありません。聖人は最も簡素なやり方で最大の功績を納めると言われるが、まさにこのような状況を言っています。

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