半懂

印光法师文钞

群書治要三六〇(4-264)

264.規矩者,方圜之正也。雖有巧目利手,不如拙規矩之正方圜也。故巧者能生規矩,不能廢規矩而正方圜。聖人能生法,不能廢法而治國。故雖有明智高行,背法而治,是廢規矩而正方圜也。(卷三十二 管子・法法)

【白話】
圓規和矩尺,是用來校正方圓的,人縱然有明銳的眼睛和靈巧的雙手,卻不如笨拙的規矩能校正方圓。因此,靈巧的人雖然能夠製作規和矩,卻不能廢棄規矩來校正方圓。聖人雖然能夠制訂禮法,卻不能廢棄禮法來治國。所以雖有智力非凡、德行高尚的君主,如果背棄禮法來治國,就如同廢棄規矩來校正方圓一樣。

【日本語訳】
定規と物差しは形を整えるためにあり、人に鋭い目と器用な両手があっても、融通のきかない物差しのように形を正しいものに整えることはできません。器用な者は道具を作れるが、それでも形を整えるための物差しを廃棄することができません。聖人は礼法を定められるが、それでも礼法を廃棄して国を治められません。非凡な智慧と高尚な徳行のある君主がいても、礼法を廃棄して国を治めようとすれば、物差しを廃棄して形を整えようとするのと同じく無理なことです。

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